ないまぜ日記

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奈良、斑鳩旅行

京都・奈良といえば修学旅行。九州出身者は修学旅行で奈良の大仏さんを見た人がとても多いのですが、生憎私が通った学校は修学旅行がなく研修旅行という名の工場見学のみでした。原発とか製鉄所とかシリコンウェハー工場とか、一般的にあまり立ち入らない工場へ行けたものの、所謂観光地にはほとんど行ったことがありません。しかも、若い頃から外国かぶれだった私は社会人になってからも国内旅行というのを殆どしたことがなかったのです。

前置きが長くなりました。夫が出張でしばらくいなかったので、ふと思い立ち、奈良へ行ってきました。

はぁぁ、住みたーい。

住みたくなるほど気に入りました。そういえば、みうらじゅん氏が奈良に住みたいと公言していた時期がありましたが、あの当時は枯れていたそうです。ということは、私も同じくただいま絶賛枯れてる時期なのでしょうか(笑)。

写真は唐招提寺です。奈良の駅前からバスで20分ほどのところですが、朝一番だったのと観光客も少ない冬のためなのか、人が少なくて静かに見学できました。冷たく澄み切った空気の中で緊張感はあるのに、なぜか開放感と安らぎを覚える時間でありました。ここには必ずまた行きたい! 五月蝿い修学旅行生も声が無駄にでかい旅の恥はかき捨てな高齢者団体旅行客もいない。運が良かった。しかもお寺の関係者のお二方が熱心に色々と説明してくださいました。仏像や建物に関してお話が聞けた上にお土産と観光スポットまで御指南くださったのでした。県庁の展望台にお上がりなさい。無料だから!と強く勧められまして、ただなら行ってみようと思い行ってみたことろ、うん、確かにここは奈良をぐるっと一望できる最高の場所ですな!と強く納得いたしました。広大な奈良公園興福寺五重塔、大仏殿、が見渡せます。興福寺五重塔は素晴らしかったなー。優美で女性的な五重塔でありました。

法隆寺に着いた時、まさに鐘が鳴るなり法隆寺。思わず聞き惚れておりましたが、運悪くバスで到着した高齢者団体客2組が来てしまいました。この声のでかい団体客から逃げ惑うように法隆寺をウロウロ。静かに見られたら良かったなー。参道は圧倒的で、お寺の権力を感じさせました。歩き回って疲れた上に、五月蝿い団体客から逃げ続け違う意味で疲れた。薬師寺は金堂が改修工事中で残念でした。薬師寺はコンクリートな建物が多くてあまり気に入らず。
ということで、斑鳩方面はちょっと心残りです。

観光客向けに「ならまち」という名で呼ばれている古い町家の風情が素敵な町がありました。バスを降りて適当にウロウロして通りかかったお店「篆刻・剣書看板・書法 百足園」を発見。もともと判子好き。篆刻は非常に興味があります。小学生の時に習字の先生から篆刻習ったし。かなり楽しかったし。店主は意外にも見てくれの良い若者で、話す内容は蘊蓄が多い。見た目との差が激しい大変面白い人でした。というか、変人。私が大好きな類の人でした。
結局、小さめの石に篆刻してもらっている1時間くらいの間、二人でベラベラ喋り続けたのでした。玄関の引き戸は外してあって、戸を閉めようにも閉められない。このクソ寒い時期なのに、変わってんなー、こいつ、と思っていると、玄関の上枠に戦車が何台もいた。しかもドイツ。こいつとは気が合うと痛感(笑)。奈良へお越しの際は是非、お尋ねください。色々な蘊蓄も聞けるし、大変面白い人です。