ないまぜ日記

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孤高の警部 ジョージ・ジェントリー

リチャード・E・グラント版「紅はこべ」で敵役を演じていたマーティン・ショーがとても好きでした。主役のリチャードを食っちゃう勢いだった存在感でありました。好きな役者の割に出演作を見る機会がなかったのですが、AXNミステリーで「孤高の警部 ジョージ・ジェントリー」が一挙放送されていたので録画しておきました。それなのに、なぜか最後の15話を録画しそこなっている・・・。なんでだ・・・。イギリスでは新しいエピソードが既に放送されているようですから、日本でも引き続き放送してくれると期待しております。

リチャード・アーミティッジがゲスト出演するのもこのドラマを見たかった理由のひとつでした。もうひとつはジェントリー警部の相棒役をリー・イングルビーが演じている事です。「ライフ・オン・マーズ」でサム・タイラーの父ちゃんでした。父と息子、どちらも骨細で優男でとても印象的でした。

ガッチリむっちりのジェントリー警部と骨細なバッカス巡査部長。軍人上がりのジェントリーと今時の若者のバッカス。実に好対照な二人です。時代は1960年代。21世紀になっても変わらずくすぶり続ける問題を、価値観が大きく変わって行く時代背景と織り交ぜて描いてあります。軍人上がりのジェントリーが保守的で今時の若者が新しい価値観を持っているのかと思うでしょうが正反対です。そこが面白い。その価値観の変化というのも事件を複雑にしている原因で興味深い。骨太刑事ものです。

エピソード毎のゲスト出演者が毎度豪華なのでそこも見所のひとつでありますが、刑事ものとしての犯人探しも面白いし、バッカスとのやり取りも段々と楽しみになってくる。刑事ものは余りにもリアルで遊びがないと見ていて息が詰まりそうになるので、バッカスのような潤滑油がいると見た後で疲労感に襲われなくて良い。

ゲスト出演のリチャードは第1話であるパイロット版に出演しています。黒の革ジャンバイク野郎です。白いスカーフなんかしちゃってます。全身黒革装束なら「ロビン・フッド」のガイでも見られますが、本当に似合います。お色気ムンムン。
この黒革が似合い過ぎるのがゲイだと噂される原因なのでしょうかね。なんでも、イアン・マッケランのインタビューが原因でリチャードのゲイ疑惑が取沙汰されているそうです。このインタビューもかなりでっち上げっぽいですけどね。リー・ペイスとリチャードがTumblrで格好の材料にされているようです。ま、気持ちは良く分かります。どうしてもゲイカップルには美しさというのを求めてしまいがちですからなー。