ないまぜ日記

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Lincoln

機内上映で鑑賞。

エミレーツ航空の機内上映では日本語字幕がなくて吹替えばかりです。それがちょっと残念。しかも「Lincoln」は吹替え版がなくて英語字幕で見ました。

長かった・・・。

私の苦手な志の高い人のお話です。しかも政治。話が小難しくて英語字幕では何が何だかさっぱり意味不明。最初に暗殺された合衆国大統領だ、くらいしかリンカーンについての知識がない。南北戦争の事もまるで知らないし、奴隷解放に関する一連の流れも知らない。話に付いていけねー。とにかく長かった。リンカーンという人は、過酷な環境で育って尋常でない忍耐力と鉄の意志を持つ素朴な男なんでしょうな。サリー・フィールド演じるリンカーンの妻、メアリーが、なんていうか、仕事中毒の夫に振り回される気の毒な女という感じで妙に生々しい。つ、疲れる話でした・・・。

スピルバーグ監督作なので出演者も豪華です。高慢なお馬鹿な奴隷制継続支持のウッド役でリー・ペイスが出演。意外と出演シーンがあるので驚きました。北軍の黒人将校としてデヴィッド・オイェロウォが出演していたのは驚きでした。すっかりハリウッドに進出だね、ダニー(笑)。細面の美形だった面影のないジェームズ・スペイダーがビルボという名前なのもくすっときましたが、ビルボって一体なんなの? あの人、共和党のなんなの? 議員じゃないし、なに? と思っていたら、ロビイストって奴なんですね。通りで胡散臭いと思いました(笑)。

日本語字幕でちゃんと見たら演技の素晴らしさにも気が付けただろうし、一介の電報技師と合衆国大統領との素朴な会話の感動もより強く伝わったであろうし、見応え十分だったのでしょう。しかし、如何せん志が高い人を見るのが最近苦手なのもあって、話に興味を持てなくてきつかった・・・。

奴隷解放に情熱を注いだ反面、ネイティヴ・アメリカンに対しては彼らを野蛮人だとみなして人権などないものとして扱ったのはどうしてなんでしょう。

偉人伝というのは、その偉大さを評価するために美化して描くのが常套手段だと思いますが、スピルバーグアカデミー賞狙いの作品にそういうものを選ぶところが嫌味なんだよなぁ。娯楽作品だけ作ってれば良いじゃないか(笑)。

美味しいところはトミー・リー・ジョーンズの独り占めという気がしたなぁ。