ないまぜ日記

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Bleak House

久しぶりに「Bleak House(ブリーク・ハウス)」を鑑賞。
LaLa TVで放送された時に見ていて、余りに面白くてDVDを買った!

唸っちゃうくらい脚本のアンドリュー・デイヴィスが良い仕事をしています。デイヴィスは古典文学のドラマ化にはなくてはならない! チャールズ・ディケンズの「Little Dorrit(リトル・ドリット)」も、素晴らしいの一言でした。役者有りきのドラマ化だとは思いますが見事な演技合戦です。

最高の悪役としてチャールズ・ダンスが登場します。長身で上から押さえつけるように頭ごなしに威圧されます。得体の知れない不穏な空気を持っている。怪しい。あの流し目が怪しい。腹に一物も二物も持っているのです。ディケンズの小説に登場する悪役はステレオタイプな悪役で薄っぺらい印象を与えてしまう時がありますが、チャールズ・ダンスのタルキングホーンは最高の悪役でしょう。
一方で反ユダヤ主義を具現化したようなスモールウィードも登場します。ディケンズが実際に反ユダヤ的だったのかどうか分かりませんが、スモールウィードは明らかに金の亡者として描かれていて俗物そのもの。ま、ディケンズには俗物がたくさん登場しますけどね。このスモールウィードを演じるのがフィル・デイヴィスです。素敵だ。一目見ただけで嫌悪感を抱くような男を易々と演じてくれます。ガッピーも気持ち悪いしねー(笑)。

注目すべきはスモールウィードの孫のジュディを演じるルイーズ・ブリーリー。「SHERLOCK」のモリーを見てどこで見たんだっけか?と思って調べたら「Bleak House」のジュディだったのが分かった時は本当にすっきりしました!

スカリーことジリアン・アンダーソンのレディ・デドロックの焦燥感と絶望感は凄まじいです。良い女優だとは思っていましたが、正直ここまで凄い女優だとはこのドラマを見るまで思っていませんでした。「X-Files」で懲りて長期にわたって拘束されるTVドラマを敬遠していた感じでしたが、このドラマでTVにも復帰という感じですね。それにアメリカよりイギリスでの仕事が合ってるような気がするし。そういえば去年、デヴィッド・デュカヴニーと結婚したなんて噂がありましたが本当なのだろうか???