ないまぜ日記

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Spooks(MI-5)/S10,ep3

タリクがなぜ殺されたのか、誰が殺したのか。それよりもダーティ・ボムを作ろうとしてる輩を見つける事が優先されてしまいます。ま、対テロ部署としての優先事項なので仕様がないことです。ですが、カラムは仕様がないじゃ気が済まない。ハリーから同時進行で出来るならやれ!と言われて張り切る。単に仕事の出来る嫌味な野郎ではなかったらしい。つかカラム、かなり好きなキャラです。

このep3はディミトリがハニートラップを仕掛けるという、マックス・ブラウンのファンサービスとしか思えない内容でございます。もれなく裸ショットのサービス付き。「Spooks」というドラマはこの手のサービスが極端に多い。マシュー・マクファディン、ルパート・ペンリー・ジョーンズ、リチャード・アーミテージアーミティッジ*1、例外なく脱がされていました。エグゼクティブ・プロデューサーのジェーン・フェザーストーンがやらせてるのはほぼ間違いないでしょう(笑)。

エレーナと連絡を取る必要があるから、ルースに会ってきて欲しいとハリーが頼みます。ルース以外、他の誰にも頼めないと申し訳なさそうに言うハリーにルースは突っ慳貪に了承します。ルースにしてみれば惚れた男にその男の昔の女に会って来いと言われたら、そりゃー不機嫌にもなるのは当然っていうか、自分以外に誰も信用しない事を良く分かってるから、ほらきた!と思ったのでしょう。この時のハリーの表情が不憫で不憫で・・・。

ナショナル・ギャラリーはMI6もMI5も御用達の密会ポイントなのでしょうか。今度行ったらスパイがいないか観察しなければいけません。「007/Skyfall」で007とQが会うのはターナーの絵の前でした。「Spooks/S10,ep3」でルースとエレーナが会うのはドラローシュ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」です。ドラローシュは史実を忠実に描くよりは舞台の一場面のような効果を狙ったのかもしれません。デカいです。この絵の前でなければいけなかった理由は何か? 事実のように描かれている絵が脚色されているというのが何か意味を持っているのか。うーん。かなり意味深です。ハリーの別れた妻の名はジェーンです。これも何か意味ある???

エレーナはルースに「ハリーはあなたを愛してるのね。そして信頼も。」と宣いました。ロシア主催のレセプションでハリーとルースが一緒にいる所を見たから分かったらしい。ルースはどう答えていいか分からないと返事をします。ハリーからの完璧な信頼はないとルースがエレーナに言えば「ハリーは自分自身も信頼し切れないはずよ。」と。ルースにしてみれば、ここまでハリーの事を良く分かっているエレーナが只者じゃないと思い知るのでしょう。ルース、嫉妬メラメラです。そしてエレーナはルースの手を握り、ありがとうと目を真っ直ぐ見つめて言う。

かーーーーーっ。
嫌味な女だわーーー。
優越感に浸ってるとしか思えないわーーーー。

タワーズ内相がルースをスカウトしようとディナーに誘います。そこで内相は「ハリーの呪縛から君を解放するのは私には不可能かな?  君の家庭崩壊など望んでいないよ。」と言い難い事をさらりと言います。さすが政治家です。そんな関係じゃありませんとルースは否定しますが、例え物理的な関係がなくても切っても切り離せない関係、ハリーとルースが対なのは一目瞭然の事なんですな。でもルースはもう秘密にはうんざりと正直に言うのです。ルースはおやぢにモテモテです。さり気なくおやぢ殺しなのか(笑)。

サーシャとハリーとの会話も秀逸です。ハリーが「私たちの人生が関わり合う事はもう二度と必要ない。」とサーシャに言うのが切ない。サーシャからエレーナと接触させたのは「なぜあの女性(ルース)だった? 誰でも良かったのに。」と言われたハリーは「特に理由はなかった。」と答えます。自分でも特に理由はないと思いたかったからそう答えたのか。ハリーは自分自身にも大嘘吐きです。

*1:日本でも本来の発音に近いこちらが定着してきたようなので訂正します。