ないまぜ日記

映画、海外ドラマ、音楽、その他諸々、ないまぜ日記

The Lord of the Rings: The Two Towers, The Return of the King

「旅の仲間」に続き「二つの塔」と「王の帰還」も鑑賞しました。
見始めると最後まで見ない事にはおられぬー。

改めて英語字幕で見ると日本語字幕で見る場合や吹替えで見る場合とは随分と印象が変わってきます。英語の台詞には難しい言葉はあまり使われません。非常にシンプルな台詞が多いです。日本語は年齢が上がって行くと言葉遣いが大きく変化します。同じ意味の言葉でも子供が使う言葉と大人が使う言葉と別々に存在する事が多い。勿論英語でもそういう変化はあるでしょうが日本語ほど極端ではないと思います。

それよりもSEEに慣れてしまったせいで、劇場公開版を見ると物語が飛ぶように進んで行く。SEEだって原作からすればそりゃースゴい速さで話が進行して行くんですけども。私は原作を読んだ時からゴンドールの執政官親子が好きなのです。「旅の仲間」でボロミアが某著名字幕翻訳家のせいでボロクソな扱いに憤慨したら、今度は「二つの塔」でファラミアが原作とはまるで違う描かれ方をされて呆然。アラゴルンが指輪の力に惑わされない事を際立たせるのにファラミアが指輪の力に屈して、アラゴルンの高潔さを表現したかったそうです。ファラミアを演じたデヴィッド・ウェナムが直談判しても、ファラミアの描き方は脚本家3人の意向に沿ったものになってしまいました。ちょっと恨み節入ってきたか(笑)。

映画化に際しては色々な変更点があるので、見つけるのも面白い部分ではありますが。ドゥーリンの扉の合言葉はフロドじゃなくてメリーが思いついたのに手柄を横取りされましたな(笑)。それにしてもファラミアの扱いが小さかったのは本当にがっかりでした。エオウィンとの恋模様なんか劇場公開版では完全無視だった事を久しぶりに痛感したし・・・。デネソールなんて焼身自殺な上に投身自殺ですからねー。デネソールがあの長い距離を火に包まれて酸欠になった中どうやって走って行ったのか、そんな所を突っ込んではいけぬ。うーん。無念。結局、ゴンドールの執政官親子に肩入れした見方をしてるだけのことなんですが。

撮影が終了してからキャストが再び撮影の為にニュージーランドへ集結したのを聞いた時は期待でニヤけまくったのを覚えています。ショーン・ビーンも再撮影に参加したというから! それなのにボロミアとファラミアとデネソール、執政官親子三つ巴シーンは劇場公開版には入ってなかったんだぜー。

どうして今頃こんなにぼやいてるんだろう(笑)。
執政官親子が不当に扱われたのを今でも根に持っているんだ・・・。
しつこいって自覚はあったけど、我ながら本当にしつこい。

それに比べてローハンの人たちは扱いが良かったですね。バーナード・ヒルのセオデンは素晴らしいですな。威厳を持つ重量感のある男を演じて見事です。PJは最初はバーナードにガンダルフ役をと考えていたそうですが、それも面白かったと思います。でもイアン・マッケランガンダルフを演じたからピピンが何かしでかす度にばかもん!と怒っても、怖がるピピンの肩を抱いて慰めるという優しさというかセクハラが生きてくるというものです。何がセクハラだ(笑)。エオメルを演じたカール・アーバンの不敵な面構えも良かった。だいたい皆、兜を被るとちょっと間抜けに見えるのに、エオメルだけは兜を被ると男前度が急上昇なのも珍しい。特典映像でのバーナードがとても魅力的でした。”CHARGE!”と声を上げると、まるで「モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル」のようで可笑しかったと。至る所で出現してくるはた迷惑なモンティ・パイソン(笑)。