ないまぜ日記

映画、海外ドラマ、音楽、その他諸々、ないまぜ日記

Immortals(邦題:インモータルズ 神々の戦い)

機内上映で「Immortals」を見ました。ターセム監督作ですから、一応見ておかないといけないと思って。義務感と言いますか。
ですが、日本語字幕どころか英語字幕もなしで、日本語吹き替えもなかったので、何が何だかさっぱり分からな〜い。そのせいか途中で何度も睡魔に襲われて気が付くと目を瞑っているので、何度も巻き戻してしまい、最後まで見るのにすごく時間がかかってしまったのだった・・・。

さすがにターセムですから映像は素晴らしい。一番驚いたシーンはラスト。このラストシーンだけでも見る価値はあると思います。ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の天井画、最後の審判のようです。天空で神々が戦っているのを人間は下界から見上げるというわけです。この映像には息を呑みました。衣装も石岡瑛子パワー炸裂の筋肉大好きって感じの鎧が素敵です。神様たちは金色です。心の王子、ロバート・プラントの若い頃ならきっと神様にぴったりです。何しろ王子は自称Golden Godですから!鞭も当然黄金に輝いています。この輝く鞭がカッコ良かった!

えっと、それ以外はというと・・・。必死に目を開けていたんですが、どうも目が開いていただけでちゃんと見てなかったようです。
主役のテーセウスを演じるヘンリー・カヴィルはガタイは良いし男前なんですが、なんだか退屈。ゼウスのルーク・エヴァンスは全能の神のカリスマ性がいまひとつ感じられない・・・。良い男なんですけどねー。勿体ない使い方だと思いました。「三銃士」でのアラミスはとても良かったのになぁ。

その代りにミッキー・ロークはその薄気味悪さが際立って良かったと思います。ミッキー・ローク演じるハイペリオンは拷問するのにおっとろしい拷問器具を使います。それがファラリスの雄牛です。真鍮で作られた雄牛には扉が付けられ中は空洞。雄牛の口や鼻は煙が出るようになっている。この空洞の部分に人が入れられて下から火で炙られて焼き殺されるというおっとろしい拷問器具です。丸焦げで死ぬまで炙られるわけですから、拷問器具であり処刑器具でもあるわけです。そして雄牛の口や鼻からは断末魔の叫びが雄牛が唸っているように聞こえるようになっているらしい。おっとろしー。

この拷問器具の事はドキュメンタリーで見た事があったので、牛が画面に登場した時に、あれって拷問器具なんだろうか?と期待したら期待通りでした。期待通りってなんだかなって話ですけど。映画でこれを使いたいと思ったのはターセムだろうなぁ。きっとそうだなぁ。映像としてもインパクトあります。

そういえば、最初から最後までOld manとしか呼ばれなかったイアンジョン・ハートなんですけど、あの人いったい何だったんだろうと不思議に思っていたら、ゼウスが老人に化けてたんですねー。物語がまるで分かってなかった・・・。