ないまぜ日記

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Spooks(MI-5)/S9-ep4

S9はいつにも増して重たい内容ですが、このep4も当然重たい。けど面白いです。ルーカスがドツボに嵌っていく過程を見ていると、あああああ、やめとけ、絶対見つかるからやめなさいってば!!!と言いたくなる。案の定、こそこそしてデータを漁ってるところをルースに見られて疑われ始めるし。あの冷静なルーカスが小躍りしてまるでチューボーみたいにマヤへ会いに行くなんて。嬉しくて抑えきれないこの感じ、思わず「どーどー」と戒めたくなるほどです。そこが可愛いけど。

しかーし、このep4はハリーとルースのぎこちないやり取りが満載でニヤニヤする。カットしまくりだったりして・・・。ルースがハリーのプロポーズにNO!と言ってから、これまでよりも更に気まずいわけです。どことなくルースのハリーに対する態度が冷たいというか、更に距離を置こうとしてるというか。ルースがハリーから逃げれば逃げるほどハリーは切ないわけで、益々見てて不憫で仕方ないわ・・・。以下、書きたいことが山ほどあるのでガンガンいきます。

QMKへ潜入する為には通訳が最適ということでルースが選ばれるわけですが、ルースのコードネームがガゼルというのが意味深。聖書に登場するタビタという女性の名前はガゼルを意味しているそうです。で、このタビタ、一度死んでしまうものの奇跡で生き返るらしい。ルースも死んだ(と偽装した)けれど、また生き返ったわけです。更に現世的な情念から逃れる魂を象徴するらしい。ガゼルとコードネームを付けたのはハリーですね、絶対。タリクがQMKへ潜入したルースに「時間は掛けられないよ。」と言うと「北京語で素粒子を何というか考えてたら?」と言い返す。それを聞いてハリーがにまーっとするのが好きだわぁぁぁ。こういうルースの機転の利いた冗談こそハリーが好きなところです。ハリーとルースが冗談を言い合うのが久しぶりな感じで楽しいです。S2は幸せだったなぁ(遠い目)。

ルースがCIAに引っ掴まれて悲鳴を上げるのを聞いた時のハリーはもう心配で仕方ない表情。人が撃たれても表情を変えないハリーですがルースにだけは理性が効かないので制御不能(笑)。だいたいルースは現場に出ると100%の確率で殺されかけるので、いい加減現場に出すのは止めた方が良いんでないかい???

まんまと裏をかかれて科学者を誘拐され絶好調に気難しくなってるハリーですが、ルースが爆発で下唇を切ってしまったのを見て途端に表情が緩み殆どピロートーク並に囁く声で「気の毒に。唇は大丈夫?」と言うのが可愛過ぎる。ルースは恥ずかしいのを隠す為かぶっきらぼうに「なんでもないわ。」と応えるとハリーがちょっと嬉しそう。ルースが好き過ぎて冷たくされても嬉しくなってきてんでしょうか。ルースが恥ずかしいからぶっきらぼうに言ったのが分かるから嬉しかったのか。いずれにしても、ルースと話が出来たらなんでも嬉しいんだな、ハリー(笑)。

中国側が爆弾を仕掛けたのを阻止するべくディミトリが単車でGo! ディミトリ、やっぱりメチャメチャカッコいいっすねー。素直に美形ですよ。何も言い訳しなくて良い(笑)。しかも、一分一秒を争う緊迫した事態でのディミトリの台詞がふざけてて可笑しい。ザフ以来のちょっとセクハラ入ったジョークを飛ばすおふざけ系キャラです。ルースにも容赦なく仕事手伝わせたりするし。起爆装置を解除するなんて初めてのディミトリがタリクに解除方法を伝授してもらおうとしますが、この時の台詞がいかしてる。それを聞いてるハリーとルースの別の意味が入りまくりの視線の交わし合いがまたニヤニヤしちゃうのよー。お子ちゃまには分からないこの台詞(笑)。この台詞で視線を交わすなんて、思わせ振りもいいところです。

Tariq : Doesn't too bad. The electronics will be hidden, though, near the centre.
(なんちゃって翻訳 : 大したことないよ。電子回路は隠れてるはず。だいたい、真ん中あたりだ。)
Dimitri : Should tell you up front, this is my first time. Be gentle with me.
(なんちゃって翻訳 : はっきり言うけどな、初めてなんだよ。優しくしてくれよな。)


身柄を確保した科学者の女性(Jiang Li)、なぜかルースに親近感を持っている。この二人の会話が秀逸です。

Jiang : I'm commodity. If you're valuable enough to someone, you can never be free. Still, I have my son. Do you have children?
(なんちゃって翻訳 : 私は商品なの。もしもあなたがある人物にとって十分に価値があれば、決して自由にはなれないわ。それでも私には息子がいるもの。あなたには子供がいるの?)

子供は?と聞かれたルースが少し間を置いてNo.と答えます。もしルースがハリーのアキレス腱でなかったら、今頃はギリシャで継子のニコとプールで泳いでいたかもしれないと思うとなんとも痛ましい。ルースがハリーにとって余りにも価値のある女だから悲劇が生まれるわけです。何度繰り返したらいいんだか、この悪循環(苦笑)。ルースはここではっきりと自覚したのかもしれない。ハリーが自分を愛しているなら、ハリーを取り巻く状況から逃れることはできない。ハリーからは逃れられないという事を。あー、ドラマチック。

ルースはハリーのオフィスに入る時、ノックせずに飛び込んでいきます。S2ではテッサやサム、ダニーもハリーから「ノックしろ! 子供の頃にノックしろと習わなかったのか? それともノックしてもらうには懇願しなきゃいけないのか?」と憤っていました。が、ルースがハリーのオフィスに飛び込んでいっても「君は最近、私のオフィスによく飛び込んでくるな?(にっこり)」とか、たまにノックすると「何か起きたか?」と心配する。どうして分かったかとルースが聞けば「君がノックしたからだよ。」 依怙贔屓もいい加減しろって感じですね。このep4では久しぶりにハリーがルースにお小言です。といっても、ルースをからかって心の中で喜んでるわけですが。悦ぶという字を使った方が良いわ、この場合。いつもならハリーがからかうと照れるルースが真剣な表情のままなので、何かあったか心配になってくるハリーです。

If you don't start knocking, I'll have to have fitted with a cowbell. Everything all right?
(なんちゃって翻訳 : 君がノックしないつもりなら、丁度良いカウベルが必要だな。何かあったのか?)

ルースが首に付けてるカウベルをカランコロンと鳴らしてオフィスに飛び込んでくるのを嬉しさで目を細めて見るハリーが目に浮かぶ(笑)。