ないまぜ日記

映画、海外ドラマ、音楽、その他諸々、ないまぜ日記

Sparkhouse

エミリー・ブロンテの「嵐が丘」が苦手です。映画も何本か見たことがあるんですが、どうしても私にはあの情熱が理解できない。イギリス人は理解できない程の情熱を感じたくて「嵐が丘」が好きなのでしょうか。二人にしか理解できない愛情だから、二人の事を理解できない周囲の人々を振り回して迷惑掛け倒していくんでしょうけども。映画を見て苦手だと思い、原作を読んだ事ないからなぁ・・・。

I am Heathcliffe.

キャサリンが言う”わたしはヒースクリフそのものなの。”と言う魂の叫び。一心同体という感覚は私には全く理解できません。そんな情熱を今まで感じたことなんかない。一生に一度でもそんな情熱を感じることが出来る人は幸せなのかもしれません。でも多分、幸せだけどしんどいでしょうねぇ。

苦手というのに加えて笑ってしまうのもいけません。モンティ・パイソンのせいなんですが。「手旗信号版:嵐が丘」(1:02〜)のせいです。パイソンのスケッチの中で、一番好きかもしれない。これを見てしまった以上、もうダメです。

毎度の事ながら前置きが長い。
リチャード・アーミテージアーミティッジ*1が出演している「Sparkhouse」は「嵐が丘」の世界観を現代に置き換えたドラマだということです。リチャードが出演してなかったらきっと見てなかったでしょう。ですが、あのどっから見ても美人のリチャードが女にまるでモテないという役をやってるというので見たくなったわけです。

もっさりした髪で立ち居振る舞いもちょっと鈍臭い農夫です。なんでこれをリチャードがやるんだかなぁ。だって、リチャードだよ。あんな美人さんがこの役??? 髪を切ってパリッとスーツを着せると”あら、意外とカッコ良かったのね!”というシーンがある事にはあるんですが、髪なんか切らずともあんなに美人なんだから分かりそうなもんでしょう。いやしかし、女性に全くモテたことがなく、どう扱っていいのか分からないなんて、およそリチャード本人は経験したことがないだろう不器用な男を実に愛くるしく演じています。可愛い、ほんとに。可愛いという意味ではリチャードの出演作の中で最強だと思います。
ホビット」ではドワーフを演じるリチャードですが、↑これだとホビットみたい(笑)。

嵐が丘」の世界観を踏襲してあるわけですが、キャサリンの現代版は男性のアンドリューになります。というわけで”She is ME!”というアンドリューの台詞があるんです。この台詞が理解できないんだよなぁ。どんな感じなんだか・・・。現代版では女性の方が問題児で男性の方がお坊ちゃんです。このお坊ちゃんをジョー・マクファディンという役者が演じているんですが、マクファディンと言ってもマシューと血縁関係ないみたいです。スペルも違いますし。で、このジョーなんですが、リチャードより全然見劣りする。見劣りしても良いんですよ、魅力的ならばそれで良いんですが、なぜサラ・スマート演じるキャロルが惹かれるのかがピンとこない。

なんつか、二人の関係は共依存症のような病気として考えた方が私には理解しやすい・・・。いやでもやっぱり「嵐が丘」というだけで手旗信号が頭に浮かぶので笑っちゃって無理だ・・・。

罪作りだなぁ、モンティ・パイソン

*1:日本でも本来の発音に近いこちらが定着してきたようなので訂正します。