ないまぜ日記

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The Fall (邦題:落下の王国)

誰ですか、こんな邦題を付けたのは。残念ながら邦題で台無しになってしまう映画は意外と多い。

「プッシング・デイジー」のリー・ペイスが好きで彼の出演作を調べた時にこの映画の事を知ったんですが、ピーター・ファースとかフィリップ・グレニスターとかメタボ野郎どもにかまけて「The Fall」をなかなか手に入れなかったのが惜しい。ターセム監督は「ザ・セル」を見たことがありました。映画の目的はヴィンセント・ドノフリオだったわけですが、監督の映像の面白さに息を呑んだ。面白い映像を撮る人だなぁ、と感心したのを覚えていました。

悔しい!

今までこの映画を見てなかったなんて、なんて勿体ない事をしたんだろう。こんなすごい映画を見過ごしていたなんて、ああああ、悔しい。

初めてテリー・ギリアムの「未来世紀ブラジル」を見た時の衝撃と似てるなぁ。どう考えたらいいのか良く分からなくて混乱したんですが、あの世界観には中毒性というか依存性があって、何度も繰り返してみたくなる。”考えるよりも感じるんだ!” ブルース・リーの言葉を実践する時が来た瞬間でした(笑)。一体、ロケ地はどこなのか、美術の面白さに引き付けられ、衣装に興味が湧き、役者の演技に感心し、音楽に心が押し流される。

こういう経験は何十年も映画を見てきて、そう何度もあるものではありません。圧倒的な映画の世界に連れ去られて溺れそうになったのは「アラビアのロレンス」くらいだなぁ。

「The Fall」もっと早く見ておけば良かった。
この映画を映画館で見ることが出来たなら、その人は間違いなく幸せな人です。
私がガタガタ言うよりこちらをご覧ください。素晴らしいブログがあります。

【追記】
最初はまるで気に入らなかった「落下の王国」という邦題ですが、何度も繰り返して見ているうちにこの邦題、かなり的確なんだと思い始め、今じゃすっかり好きになってきました。