ないまぜ日記

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Jane Eyre

成田からドバイまでの間にちゃんと見た映画が「Jane Eyre」です。

いやーーー、良いですよ。ミアちゃん、良い、良い! しっかりジェーン・エアでした。原作を読んだような気がするんですが、良く覚えてなくて映画とTVドラマの印象が強いです。原作を読んでいて自分が想像したものとかけ離れているとがっかりするので、良し悪しです。
TVドラマ化されたものはルース・ウィルソンがジェーン、トビー・スティーヴンスがロチェスターを演じたものが素晴らしかった。あのトビーは絶品です。間違いなくトビーの代表作の一つになったと思います。そんなこんなで、新作の「Jane Eyre」でがっかりしたくなかったのでミア・ワシコウスカのジェーンと、マイケル・ファスベンダーロチェスターを見ようかどうかちょっと迷いました。見て良かった。目の保養でした。映像が素晴らしくてねぇ。デヴィッド・リーンの映画を見てるような気になりました。監督は日系人なんですね。この監督、知りませんでした。うーん、映画館で見たかったなぁ。

ミアちゃんはスラブ系の顔立ちのせいか、いつも何かをじっと耐えているような哀しそうな顔に見えてしまいます。「アリス・イン・ワンダーランド」はちょっと違うなぁ、と思いました。「ディファイアンス」の方が良かった。この「ディファイアンス」で共演したジェイミー・ベルと「Jane Eyre」で再共演してます。ジェイミー、今度は別の男にミアちゃんを持ってかれてしまいますが(笑)。

マイケル・ファスベンダーロチェスターはジェーンに「私はハンサムだと思うか?」と聞くんですが、勿論「NO.」という返事が返ってくるわけです。原作がこうだから仕方ないんですが、マイケルがハンサムじゃないと誰がハンサムになるんだか、という突っ込みはこの際置いといてですね。実に色っぽいロチェスターでした。

夜中にロチェスターの部屋から炎が上って、ジェーンが彼を救うシーンが素敵です。二人で火を消し終えて、ロチェスターは寒そうにしているジェーンにガウンを着せてあげるんですが、このガウンを着せる時が、いやー、なんでこんなに色っぽいんでしょうか、マイケル。思わず笑っちゃいました。トビーのロチェスターも同じシーンでドキドキしましたが、マイケルは色っぽくてゾクゾクさせてくれます。

濃厚なメロドラマを時系列に沿ってそのまま追いかけるわけではなく、回想シーンとしてジェーンの過去を描くのも、手際良く物語るのに成功してます。かなり端折ってあるんですけど、気にならない。フランコ・ゼフィレッリ監督の「ジェーン・エア」は簡潔に物語ってはいるものの、シャルロット・ゲンスブールにもウィリアム・ハートにもまるで感情移入できなくて最後まで見るのが辛かったくらいですから・・・。

今までぶっちぎりでトビーのロチェスターが好きでしたが、マイケル負けてません。ミアちゃんのジェーンも何かに耐えているような哀しげな顔立ちは、あの時代に自分から愛を告白するという大胆不敵な事をやってのける芯の強さを見せて、役と溶け込んでました。

ミアちゃん、期待してますよ。
良い女優になっておくれ。