ないまぜ日記

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The Picture of Dorian Gray

泣く子も黙るオスカー・ワイルドです。唯一の長編小説でしたっけ? ワイルドは教科書に載ってた「幸福な王子」しか読んでないような。
お澄まし顔のピーター。可愛い(笑)。
ドリアン・グレイと言えばインテリな人が使う美青年の代名詞みたいなもんでしょうか。
その美青年の役で若きピーター・ファースが出演してます。BBCが1976年に製作したドラマです。共演が凄い。ジョン・ギールグッド(ヘンリー<ハリー>・ウォットン)にジェレミー・ブレット(バジル・ホールウォード)です。ピーター、若い時にこんな凄い人と共演できるなんてほんっと恵まれてます。ところがワイルドの気の利いた台詞に付いて行けない。最初の10分くらいは英語の字幕を読んで辞書を引きながら見てましたが、皮肉だったり風刺だったり洒落が効き過ぎちゃってて私には理解不能。英語字幕を読んで理解するのは諦めて眺めるだけになってしまいました。劇中でピーターがギールグッドをハリーと呼ぶのが気になって仕方なかったなぁ。

ヘルムート・バーガーがドリアンを演じたのをちらりと見たことがあります。とにかく美しくて溜息出ました。大げさに言うと退廃の美ってところですか。ヘルムートのドリアンが端正で余りにも美しくてワイルドの世界にぴたりとはまっていたので、ピーターのドリアンに違和感を覚えたのは確かです。とにかく初々しい。ドリアンの罪悪感が希薄で若気の至りであくどい事をやらかすのに無邪気な顔してるので恐ろしさを倍増させてました。ただ可愛い過ぎて退廃的な雰囲気が希薄なんです。原作はどういう風に描写してあるんでしょう。

台詞が分かんなくてもギールグッドの演技に感心するってどういうことですかね。なんですか、このおぢさんは。なんでこんなに存在感があるんだか。あの声かなぁ。やっぱりなぁ。あの声すごいよねー。ある意味悪魔的っていうか。人を惑わすという意味で。「オリエント急行殺人事件」の全く表情を変えない執事役とか出番が少ないのに強烈で、誰が一番印象に残ってるかと言われたら執事だと答えるくらいです。オールスターキャストだから凄い人ばかりなのに出番の少ないギールグッドが出てくると場面を全部さらっていきます。ジェレミー・ブレットは舞台の演技のままって感じでTVドラマとして見るとかなり大仰に見えたんですが、ジェレミーはいつもこんな感じですか。いつもちょっとエキセントリック。

危ない(叫)
おぢさん二人からじっとり見詰められてるピーターの何がどう危ないのだ。「Aces High」でもギールグッドとピーターは共演してますが男の操は大丈夫だったんでしょうか。ギールグッドからお誘いがあったら断りきれない気がして(苦笑)。そういえばジェレミー・ブレットは両刀使いでしたね。ピーター・・・、襲われてないと良いけど。

ところでピーターは若い頃はスキューバとかやってたみたいですし、今でも潜ってるんでしょうか、よく日焼けしてるし。なかなか運動神経よろしいようです。今のメタボの体では想像しにくいですが。振り返る時の首の動きが素早いのでいつも気になる。くるっと振り向く動きがきびきびしてる。あのメタボ体型のくせして(笑)。