ないまぜ日記

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Cambridge Spies

キム・フィルビーやガイ・バージェスで有名なケンブリッジ大学出身のスパイ達のドラマ「Cambridge Spies」を見ました。
主役の4人が豪華です。トビー・スティーブンス(キム・フィルビー)、トム・ホランダー(ガイ・バージェス)、サミュエル・ウェスト(アンソニー・ブラント)、ルパート・ペンリー・ジョーンズ(ドナルド・マクリーン)。トビーとサミュエルは割と小柄なのでルパートがずば抜けて身長が高く見えますね。トムはほんとにちっちゃくて、でも僕、脱ぐとすごいよ的な(笑)。
トム以外は親も役者というサラブレットなのでお育ちの良い役柄が似合います。トビーなんてねぇ、ロバート・スティーブンスとマギー・スミスの息子だよ。血統良いなんてレベルじゃない。
キレイな男の人がとにかくたくさん出てきます。目の保養でした。そっちが気になってドラマに集中できなかったのが正直な感想です(笑)。トビーの片頬上げる笑顔、やっぱり大好き。
ベネディクト・カンバーバッチもちらりと出てきます。ベネちゃんのファンの事はカンバービッチーズと言うそうですが、自分で自分の事をビッチと言うなんてナイス(笑)。

舞台でガイ・ベネットを演じて映画版「アナザー・カントリー」でもルパート・エヴェレットが同じ役を演じていますが、これはガイ・バージェスをモデルにしてあるわけで、色んな意味で破廉恥なルパート・Eが破廉恥な人物を演じるというのがなんとも言えません。共振してた気がする。ガイ・ベネットの父親が腹上死したというエピソードをルパート・Eが語るシーンがありますが「Cambridge Spies」でも同じエピソードをトムが語ります。このエピソード、実際にバージェスの父親に起こった事だったんでしょうか。子供の心にどんな影響を与えるのか計り知れないですね、この死に様・・・。

見る前は緊張感高まる追いつ追われつする動的なスパイアクションの展開を多少期待していたんですが、それよりもケンブリッジで知り合った4人の関係を描くことに時間を割いてあります。その4人の関係は男同士の友情とホモセクシャルな愛情とが複雑に入り混じっているんで緊張感ある関係なのは確かです。トムがトビーをじっとり見つめるとストレートなトビーが男の操を奪われるのではなかろうかと見てるこっちが心配になってきますから(笑)。それにしてもルパート・PJはよっぽどスパイと縁があるようです。「Spooks」でもそうだし「39 Steps」でもスパイを演じてますね。

この時期の良家のお坊ちゃんたちは共産主義に傾く人がよっぽど多かったんでしょうか。自分の恵まれた境遇をどこか恥ずかしく思うところがあったり、でも助けになりたいと思う対象の人々の目線にまで自分が下りていく事はないのがなんとも興味深い。あくまでも共産主義の理想を追い求めて志高く活動するものの、自分自身の生活は恵まれた環境のままというのがなんとも言えません。ガイ・バージェスは旧ソ連に亡命してからもサビル・ロウのお馴染みのテーラーに服を注文していたそうです。この混乱した破廉恥な男をトムが生々しく見事に演じてます。一番小さいトムが一番存在感がありますよ。