ないまぜ日記

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Sherlock

シャーロック・ホームズの現代版である「Sherlock」がとても評判だというのを風の噂で知って以来、見たかった作品です。

いやはや、洒落てます。スタイリッシュって言葉が嫌味なほど似合う(笑)。やけに気が利いてますねぇぇ。ほんとに良く練られた作品ですが、私のなんちゃって英語力じゃ台詞を追うので精一杯でした(笑)。何度も見返したらいろんなところにシャーロック・ホームズのエッセンスがさりげなく表現されてると思います。舞台をヴィクトリア時代から現代へと翻案してあるんですが、これがもう唸っちゃうほどの心憎さ。旨いです! 複数の作品を一つのエピソードに取り入れてあったりして、原作との違いを考えるのも楽しい時間ですね。何度見ても楽しめる作品ですよ。あー、楽しい。

翻案の楽しさが病み付きになるんですが、タイトルからして「A Study in Pink」ですよ(笑)。辻馬車はタクシーになり、電報はメールになり、論文を科学雑誌に投稿する代わりにWebにHPを作り、ベーカー街の情報網の浮浪児はホームレスになる。そしてワトソンがホームズの活躍を世に出すのは雑誌ではなくブログ。旨すぎる。面白くて溜息出た。

シャーロック・ホームズを演じるベネディクト・カンバーバッチは今までいくつか作品を見ていたんですが、名前を覚えておかなきゃ!と思うほどではなかった。悔しい。目を付けとくべきだったなぁ。きゅうりみたいなこの名前、どこで見たんだっけ?と、これまでの出演作を検索したら「つぐない」の腐れ外道!でした。「つぐない」のポール・マーシャル役ではにやけた感じがとてもうまくて、優男でいけすかないけど魅力的な笑顔の持ち主という二面性を持つ男が印象的でした。髪と髭で随分違います。それにかなり体重を落としたんでしょう。ホームズは長身痩躯じゃないといけませんから。マーティン・フリーマンが小柄なので効果的な配役だし。現代版では苗字ではなくファースト・ネームで呼び合うところも微笑ましいですね。しかも、現代のロンドンです、ゲイ・カップルに間違えられる。腐女子が喜びそうです。主役二人の素晴らしい化学反応がドラマの成功に確実につながってますね。

きゅうりみたいな名前で思いついた。ベネ君、誰かに似てると思ったらジャン・ルイ・バローに似てる。いやー、きゅうり繋がりですね。ムッシュ・バローはきゅうりみたいな顔してるなぁと思ってたけど、きゅうりみたいな名前だけあってベネ君もきゅうりっぽい。写真で見るよりも動いているベネ君はとても魅力的。表情がくるくる変わって見てて飽きないどころか、目が離せなくなる。そして、手フェチの私としてはたまらん指の美しさが光ってる。指の動きが滑らかで優雅なんですよ。色っぽい。

ヴィクトリア時代と現代っていう共通項のある作品で「Whitechapel」に出ていたフィル・デイヴィスがこちらにも出演してるんですが、ほんと旨いねぇ。

ところで、ルパート・グレイブスがレストレード警部で出演してる。堅実な役者人生に幸いあれ〜。