ないまぜ日記

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つぐない

悲劇っていうのは、やはり人の心を打つんだなぁ。どこまでも美しい映画でした。

キーラ・ナイトレイが苦手で見る事を躊躇していた作品ですが、ところがどっこい見始めるとキーラの顎はあまり気にならず物語にじわじわと引き込まれていく。はぁぁ、見て良かった。

ジェームズ・マカヴォイは「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」のタムナスさんくらいしか見たことがないけれど、一番好きなキャラでした、タムナスさん。似合ってますねぇ。草食動物的な人の良さを感じる顔してる。

「つぐない」ではブライオニー、ロビー、セシーリアの三人に起きる"水"に関する出来事が積み重なっていて"つぐない"というものを象徴してるような気がしました。ブライオニーを演じた3人の女優やマカヴォイの碧い瞳がその水を連想させる。うまいなぁぁぁぁ。
それにしてもヴァネッサ・レッドグレイヴ、すごいねぇ。なんだあの存在感は。娘のナターシャが亡くなってさぞや悲しんでるだろうと思うけど、ナターシャの事故死の後でこの映画を見たから余計にヴァネッサの圧倒的な説得力を感じてしまった。

良かれと思ってした事が必ずしも良い結果を生むとは限らないっていうのを痛感。心に沁みたなぁ。
原作は「Jの悲劇」と同じイアン・マクユアンだったんだ。この奥深さの理由が分かった気がして妙に納得。