ないまぜ日記

映画、海外ドラマ、音楽、その他諸々、ないまぜ日記

空耳アワー♪

言わずと知れたビーチ・ボーイズの名曲「バーバラ・アン」である。というか、オリジナルがあってビーチ・ボーイズはカバーだった事も知らなかった。

 

身も蓋もない言い方だがビーチ・ボーイズには思い入れがない。知っている曲は色々あるのだが、タイトルを知らない事の方が多い。ブライアン・ウィルソンの精神的に極めて不健康な生い立ちに興味はあるが、不健康な人が作る健康的なメリケンさんの音楽にはあまり興味がなかった。子供の頃から英国かぶれだったのだから仕方ない。

 

在宅勤務だと音楽は聴き放題だ。無料なのでネットラジオを良く聴いている。私が良く聴いているチャンネルにはビーチ・ボーイズが良く流れるのだが、CD持ってるとかiPhoneに入ってるとか、そういう曲がかなり多い。ラジオの意味ないんじゃ?などと思ったりもする。。。

 

「Barbara Ann」

私はこの曲を51年生きてきてバーバラ・アンだとは全く思っていなかった。「パープル・レイン」と聴こえていた。プリンスってこの曲ぱくったのか?らしくないなー、などと思っていた。

 

まさかバーバラ・アンだったとは(爆笑)。

きっと空耳アワーに出てるな、これ。

 

 

そして東京砂漠

気がつくと八月は終わり、九月になっていた。
この1週間はエアコンが全く必要ないほど涼しい。
どうなってんだ、狂った季節感。

先日、賃貸契約更新のお知らせがあった。離婚してこの部屋に引越してそろそろ二年が経ってしまうのだ。今年の春に桜を見た時、季節が一回りしたんだな、と感慨に耽ったのも束の間。一回りどころか、ふた回りというわけだ。そして東京砂漠を痛感している。

私が契約した事のある九州の賃貸物件では契約更新時の更新料は事務手数料の数千円だけだった。だが東京の賃貸契約更新時には家賃ひと月分が請求される。高額な更新料が発生する事には契約してから気が付いた。さすが東京砂漠、いや参った。。。と挫折感を味わった。それから二年近く経ち、遂に更新手数料を支払う時がやって来たのだ。引越した時には当時の勤務先への通勤が楽な事が最優先だった。やっと毎日の食事の用意から解放されると思うと、ミニキッチンで十分だと思っていた。部屋も帰って寝るだけだ、狭くて全然良いと思っていた。それがパンデミックで、在宅勤務だわ、自炊だわ、全てが想定外である。一口コンロは実に不便だし、まな板を使うのも大変だ。在宅勤務でテーブルはパソコンと資料に占領されている。オンラインミーティングでカメラをオンにする場合は、やれ洗濯物が映らないようにしなきゃだの、ベッドが映らないようにしなきゃだの、色々と面倒臭い。背景画像を設定すれば良いのだが、なんかどうもあれは胡散臭くていけない。

仕事の事でも家族の事でも問題がてんこ盛りだ。
どうすれば良いのか。
どうすべきなのか。
いやそれより、私はどうしたいのか?

自分がどうしたいのかだけで生きていけたら楽なのかもしれないが、経済的な余裕がなければそんな事は無理だ。そして私にはそんな財力はない。ブラブラしていればあっという間に食い扶持に困る。

離婚して鎮痛剤が減らなくなっていたが、この数カ月は鎮痛剤を飲む回数が激増している。偏頭痛と緊張型頭痛が混合されているようだ。先週、髪を洗っていて頭皮マッサージをしようとすると鋭い痛みが走った。頭部に百会というツボがあるが、そのツボの左側が痛い。どこかにぶつけてタンコブでも出来ているのかと思うほどの痛み。心なしちょっと腫れているような触り心地だ。だが、どこにもぶつけてはいない。スマホでビデオを撮ってみたが、傷があるわけでもなく、頭皮の色も異常がない。それよりここ半年は抜け毛がひどかったので当然なのだが、髪が少なく頭皮が見放題だ。頭皮がスケスケなのである。ここまで禿げてるとは思わなかった(笑)。

そういえば、離婚する前にもこんな風に頭がというか、頭の筋肉が痛い時が度々あった。百会やその周りが触るだけで痛みを感じるくらいでマッサージしてもなかなか治らなかった。何しろマッサージしようにもかなりの痛みを感じる。PMSの一種なのかもしれない。更年期のど真ん中なのも影響しているのだろう。だが多分、ストレスが一番大きな原因な気がする。

いつからあるのか、すぐ近所に保護猫・保護犬カフェができていた。土日はかなり混んでいるらしい。だが平日には行ける時間がない。いつ行けば良いんだ。。。モフモフを触るだけでストレスがスーーーーーーっと和らぐ感覚を味わいに行くしかない。

目覚まし要らず

去年の夏は7月下旬には夜明けと共に蝉に叩き起こされていた。だが今年はなんだか蝉の声が少ない。去年が当たり年だったのだろうか。今年くらいの数なら全然平気で寝ていられる。今年の夏は目覚ましが必要らしい。

 

2回目のワクチン接種を済ませた。発熱は大した事はなかったのだが、頭痛がひどかった。高熱で唸るのと頭痛で唸るのとどちらがマシだったのか。高熱で頭痛より良かったと思うほかないか。

 

今の部屋に引っ越してきて早々に外出自粛が始まった。もう良い加減にしてもらわないと我慢の限界だが、こうなりゃ意地でも自粛するつもりだ。苦手なオンライン会議をしてでも出勤せず在宅勤務を押し通している。

 

オリンピックやってるから大丈夫だろ?という楽観バイアスが掛かってると当局が認めようが、自粛するしかないわけだ。ワクチンを打ったからといって感染しないわけではない。こちとら重症化リスクのある基礎疾患持ちだ。感染したら命取りかもしれない。酸素吸入が必要なほどでも入院すらできないなんて言われたら、いよいよ意地でも自粛してやるぞ、コノヤロウ。

 

来年の夏はマスクからも自粛からも解放されていたい。

007 / NO TIME TO DIE

去年の1月に購入していた007の新作チケットがようやく日の目を見る時が来る。

何度も公開が延期されていたのだ。007はお祭り騒ぎをしてナンボの映画だ。世界中であらゆるメディアを巻き込んで宣伝しまくりながら公開に備えるのである。007というフランチャイズ化されたビジネスモデルなのだ。

 

パンデミックの世の中で、ブロッコリー女史はそういうビジネスモデルとは決別する決意をしたのかもしれぬ。いつまで待っても儲けは遠のくと思ったのか。映画館で見る客が減っても家で見てもらえばいいやと舵を切ったか。まーでも、007は映画館で見ないといけない映画の最たる作品だけどね。

 

映画館へ行くのは正直言うと遠慮したい。でも折角チケット買ったし観に行きますよ。ダニエル・クレイグの007はこれが最後だろうし。しばらく007の新作は製作できないだろうからなぁ。

 

全くこのタイトルが今の世の中にピッタリなのが皮肉だ。

 

死んでる場合じゃない!

I will survive

"I will survive" と言えば、「プリシラ」である。

ゲイ・フレンドリーな曲なわけである。日本でもヒットしてラジオでも良く流れていたので私も当然知っていた曲なのだが、歌詞の意味を良く知らなかった。「プリシラ」を見て初めて、歌詞の内容が如何にも組合員の方々に好かれそうなポジティブな内容だと知った。ヒューゴ・ウィーヴィングの夢に出そうな素晴らしさと相まって、本当にこの人達は生き抜くんだよなーと思ったものだった。何しろテレンス・スタンプに惚れ直した。

 

Amazonプライムで「ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜」を観た。第1話は面白くないわけではないがどこか軽薄な気がして、そこまで楽しめなかった。オープニングテーマがトム・ペティって。ジェリー・ブラッカイマーCSIシリーズでThe Whoの曲を使っていたのを真似したの?と聞きたくなった。そういうとこだよなぁ。軽薄っていうか柳の下のどじょう的なところが臭うなぁ。

 

などと思っていたところの第2話のラストで「I will survive 」だったのである。文字通りサバイブした後でこの曲が流れてくるのだ。直球過ぎて爆笑した。しかもCakeのバージョンで。グロリア・ゲイナーのオリジナルは如何にも70年代ディスコっぽいのだが、Cakeのバージョンはギターソロがメチャクチャカッコいい。というか、90年代後半というと殆どラジオも聞かずにいたので新しい音楽を全く聞いていなかった。このバージョンも随分経ってから聞いたのだと思う。大体、Cakeというバンドを知らなかった。

 

私は離婚してサバイブしたと思っている。

精神的な仮死状態から生き抜いたと思っている。

この曲は私のテーマ曲だったのだ!

アルビノーニのアダージョ

書き忘れていた。

マンチェスター・バイ・ザ・シー」が胸に突き刺さった原因は色々とあるのだが、音楽の力がとても強かった。俗に言われる「アルビノーニアダージョ」がここぞという時に流れてくる。

 

私にとってこの曲は向田邦子原作のドラマ「あ・うん」そのものだ。母が好きで子供の頃に見たのだが、ドラマだけではなく向田邦子のものは短編やエッセイなど活字になったものも10代後半から20代にかけて良く読んでいた。特にエッセイにはかなり影響を受けている。「あ・うん」はVHSしか発売されていなかったのだが、DVDが発売されている事が分かり中古で安く購入した。NHKのDVDはなぜこうも高いんだ。

 

この曲はNHKのドラマ人間模様枠で放送されたドラマで「あ・うん」以外でも使われた記憶があるのだが、なんだったのか思い出せない。深町幸男演出だったんだろうなぁ。

 

向田さんが飛行機墜落事故で急死した為、「あ・うん」は続編で永遠に止まってしまった。気が散ってちょっと余所見をしていたら、そっちが本筋になってしまったような。向田さんらしいのかもしれない。

 

衣食住に筋の通った好みがあり、仕事も第一線で認められ独身ひとり暮らし、猫好き。時代の先端を走っていた人だ。憧れる女性も多い。私も大いに憧れた。だが私は結婚してしまった上に離婚した。初志貫徹できなかった(笑)。初心に帰ろう!

割り切った

結局、割り切った。契約は更新して、そのまま仕事を継続する事にした。なんとかなるだろう。そうおも、、、思いたい。

 

割り切れない間にAmazonプライムで何本か映画を見たのだが、よりによってどん底に凹んでいた時に見てしまったのが「マンチェスター・バイ・ザ・シー」だった。


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見事な“Abandoned puppy face” である。

この手の顔に弱いのは自覚しているが、ちょっと卑怯なくらいお見事。

途中で見るのを止めたいくらいだった。ケイシー・アフレックってこんなに上手い人だったっけ? そこはかとなく全身から溢れ出す絶望感が痛々しく、凹んでる時に見るもんじゃない感が半端なかった。

 

何があったからそれほど絶望してるのか分かった時の居た堪れなさ。誰にでもあるほんのちょっとの不用心さで、誰もを不幸にする責任。犯した罪の重さで踏み潰され背負いきれない罪悪感を抱えながら、刑事罰には問われないという優しさが残酷だ。刑事罰を全うする事もできない。物理的には一切何も償えない。

 

重かった。本当に重かった。こっちが死にたくなるわというくらい重かった。だが、最後にほんの少し、希望を持たせてくれた。このまま終わっていたらトラウマになりそうだった。

 

余りにも辛かったので、もうちょっと救われる話が見たくなった。

「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」がAmazonプライムにあるなんて!

はいはい、見ましたとも。これもなかなかに重たいお話ではありますが。ただエミリー・ブラウニングのちょっと天使が入ってるキリキリと切ないあの歌声。永遠のロリータだなぁ、彼女は。サントラを持っていなかったので、サクッとダウンロードした。

 

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ああああ、グラスゴーにまた行きたい!