ないまぜ日記

映画、海外ドラマ、音楽、その他諸々、ないまぜ日記

スコットランド旅行記 その6

エディンバラ 後編 その1」

前中後編にするつもりが、だらだら書き過ぎて、後編は分けました。

連日の早起きと日帰りの旅で疲労がたまっていたようです。時差ボケで変な時間に目が覚めていたのもあって寝不足がピークに達していたのです。若い頃に時差ボケってなに?と思っていたのが懐かしい。電車の時間も気にしなくて良いし目覚ましをセットせずに寝てしまったら、翌朝起きたら10時過ぎてた・・・。

遅い朝ごはんにりんごジュースとショートブレッドと紅茶で簡単に済ませて、さっさと支度していざ毛糸屋さんへ。旅行前にエディンバラの毛糸屋さんを検索してみたら予想外に少なくてとても驚きました。インスタグラムでフォローしているデザイナーさんもいるのですが通販のみで、毛糸の販売をする実店舗はないようでした。別の毛糸屋さんはこの日が生憎の休業日。トラムやバスで行きやすい所を探すと殆ど選択肢がありませんでした。毛糸屋さんって少ないんだねー。編み物人口が減っているのは日本だけではないのですなぁ。

アパートからの交通の便が良い毛糸屋さんへ行く事にしました。トラムで終点のヨークプレイスまで乗って、坂道を下ること5分。「Kathy’s Knits」という毛糸屋さんに到着。お店は地下にあるので危うく通り過ぎる所でした。

ブロートンストリート

お店ではKathyさんがひとりでお店番していました。朗らかな女性でした。初めて会うのに懐かしいような気にさせる人でした。色々と話を聞いてくれて、話してくれて、スコットランドで会った人は良い人ばかりでした。家族の事まで話してくれてちょっとシリアスな話だったけれど「人生は続くのよ〜」と明るく締めくくって、愚痴っても始まらないとすごく前向き。

私が日本人だと分かると、日本の雑誌に載ったことあるのよ!とその本を見せてくれました。なのに、その雑誌、なんだったのか思い出せない。表紙は見たのかな。なんか内容も日本語なのに全然頭に入ってこなかった。何しろ、周りはジェーミソン&スミス が山盛りなわけですよ。いくらKathyさんが載ってるからって雑誌見てる場合じゃねーと言うかさ(笑)。日本の雑誌に載ったことがあるKathyさん、只者じゃないらしいのですが、三國万里子さんがこのお店に来店したことがあるって言うじゃないですか。ほほー。それはすごい。ほぼ日の「生活のたのしみ展」での買い付けの時だったのかな。それとも「修学旅行」の時かな。いつ来たのかちゃんと聞いておけば良かったよ。

店内は天井まで壁一面の棚に毛糸がギッシリ。もーさー、壁一面の棚が良いよね。脚立に乗らなきゃ届かない高さにまで毛糸が積まれてるという贅沢感。毛糸好きでないとこれが贅沢とは感じないのでしょうが。顔がニヤケて仕方なし。なんたってスコットランドの毛糸屋さんですから、ジェーミソン&スミスがあるわけですよ。編みたいと思っているチョッキのパターンを見せて、どんな毛糸が良いか相談して、最終的にはジェーミソン&スミスのシェトランド・ヘリティッジになりました。パターンのお勧めの糸よりも細いのですが、ふんわり軽い編み地にしたかったので、細めの糸を太めの針で編むと良いんじゃないかというKathyさんのアドバイスに従いました。いつになったら編み始めるのだろうか。いま現在、編みかけのネックウォーマーが未完のまま放置されてはや数ヶ月です。社会復帰したら家にいる間は殆ど座っている時間がなくて、寝るまで時間に追われてしまうので、なんだかちっともやる気が出ない。編み始めると夜なべしそうになるので我慢してる感じでもあるし。とかそんなのはどうでも良い。編みたいと思う毛糸とパターンがあれば、いつでも好きな時に編めば良いのさ。

シェトランド・ヘリティッジの無着色の中から選びましたが、良い色なんだよ、これがねー。茶色なんだけど赤みは殆どなくてちょっと灰色っぽい。左側の毛糸は黒にちょっとだけ白が入ったツイードに見えますが、黒ではなくてとても深い紺色です。写真の帽子は無料のパターンで、私が編み込みの経験がない事を知って勧めてくれたものです。2018年のシェトランド・ウール・ウィークのものですね。毛糸をどの色にするか、あーだこーだかなり迷いましたが的確な助言の下に無事に決定しました。紺色はメインの色に使います。この紺色とわずかに混じった白は、夜空と星をイメージしたものだそうです。なにーその素敵なイメージ。完成したら夜空を被るんだよー。素敵過ぎる。目から鱗の説明。シェトランドでは雲が晴れた夜は星が美しいのでしょうねー。シェトランド行きたいー。

シェトランド行きたい病の発作が起こった時に、ダグラス・ヘンショール主演の「シェトランド」が好きなのよーと話したら、当然ながらKathyさん知ってました。ダグラスカッコいいよね、いつも素敵なセーター着てるし、トッシュがすごい心配なのよー、と。すると、最終シーズンがもうすぐ放送になるわよ!と教えてくれたのです。もう終了しちゃうのか、そりゃ残念。トッシュはシーズン4の撮影時に妊娠中で、そのため、大きなお腹を撮らないようにバストショットばかりだったそうで、そういや、そうだったなーと思い出しました。

他にも靴下を編んでみたいけど、まだ編んだ事ないと話したら、だったらまずは簡単なのを!と言う事でメリヤス編みするだけで縞模様になる靴下用の毛糸も購入。無料のパターンもくれました。無料のパターンをくれるって親切だ。毛糸だけ買ってもパターンがない事には編み始められない。手袋用にも何か買えば良かったな。日本でも通販で購入できるショップがありますが、やはり値段が全然違います。シェトランド・ヘリティッジは滑らかで柔らかくてフワッと空気を含んで軽くて素晴らしい肌触りです。編むのが楽しみ。日本は編み図が一般的でテキストパターンに慣れるまで時間が掛かったけど、今ではテキストパターンの方が間違えなくて分かりやすいと話してみたところ! Kathyさんが子供の頃に習ったのは、キキマツガイでなかったら3歳とか本当に小さい頃だったと言ってましたが、当時はテキストパターンではなくて編み図だったわよ、と。そうなんだ。ほーーーー。そっか、分かりやすいようにテキストパターンに変わってきたのかな。
Kathyさんが左手に持っているのはパフィンのぬいぐるみです。ガーリーなものは基本苦手ですが、このパフィンのぬいぐるみは可愛かったな。Kathyさんが巻いてるショールはお店のイメージカラーでした。

気が付けばもう1時。私がいる間、他にお客さんは来なかったので、長居が出来ました。楽しかった。欲しいものはキリがない。お金もスーツケースの空きスペースにも限度がある。スーツケースに入らなかったら大変だし。もしもの時の為にサブバッグは持ってきたけどね。

この後はどこへ行くの?とKathyさんに聞かれスコットランド博物館へ行きますよ!と言うと、あそこは行く価値あるわよ!と。そりゃそーだよねー。編み物についての展示もあるし、羊のドリーはどうしても見たかった。バス停がすぐそこにあるわよと教えてくれて、8番のバスでサウスブリッジへ行けますよね?と聞いたら、あらちゃんと調べてるじゃなーい!と。グーグルマップ先生のおかげです。後ろ髪引かれながら、道路を渡りバス停で待つ事5分でバスが来ました。エディンバラ市内はトラム乗場の券売機で1日券が購入できて、トラムもバスもどちらにも使えました。一日に3回以上乗るのなら1日券がお得です。坂道を上るの嫌だし、目の前にバス停があって良かった。