ないまぜ日記

映画、海外ドラマ、音楽、その他諸々、ないまぜ日記

平和祈念展示資料館

祖父の足跡(の近所)への旅を来週に控え、予習の意味も込めて先日見たファミリーヒストリーで紹介された平和祈念展示資料館へ行ってきた。入館無料の小さな資料館なのだが、展示してある人形が動いた時には正直、ぎょっとした(笑)。動くとはまるで思っていなかったので、突然動いた時には嫌な汗が出そうだった。英霊を祀った神社等は、死んでいるのが分からなくてウロウロしているような兵士が大勢いそうで、得体の知れない地場みたいなものを感じてしまう。静かなのに頭がザワザワしてしまうというか。平和祈念展示資料館でもなんとなく、そういうザワザワしたものを感じてしまった。

この回のファミリーヒストリーは母から「この番組を見よ!」と指令があり録画しておいたのだが、見てから驚いた。番組の中で登場した書類の書式が、私が取り寄せた書類と同じものだったからだ。「あっ身上申告書!」と興奮してしまったのである。番組で取り上げられた芸人さんの祖父は私の祖父と同じく中央アジアで抑留されていたのである。この芸人さんに急に親近感が湧いた。

私の祖父は運良く生きて帰ってこられたのだが、出征した時よりも太って帰ってきたそうである。そんなこと、本当にあるのか不思議で仕方ない(笑)。資料館で見つけた展示品である事実を知った。祖父がいた中央アジアの収容所では炭鉱労働のような危険な作業をする者には給料が支給されていたそうだ。祖父も給料をもらっていたのかもしれない。祖父は根っからの商売人であったから、その交渉能力を生かしてどうにか必要なものを手に入れる手段を見つけていたのだろう。僅かな給料を貯めてお土産にバターの缶詰を買って日本へ持って帰ったのかもしれない。そのお土産のバターでバターライスを祖父が作ったそうだ。バターが溶けたところに醤油を少しだけかけて食べたそうである。それが本当に美味しかったと母から何度も聞いた。深夜食堂みたいだ。

図書閲覧コーナーには体験者の手記もあったのだが、これはホームページでも公開されている。