ないまぜ日記

映画、海外ドラマ、音楽、その他諸々、ないまぜ日記

マッド・マックス 怒りのデス・ロード

ジョージ・ミラー監督の針が振り切れた極端な個性が素晴らしい。この人が「ベイブ」の脚本を書いたとはなぁ。

この映画は映画館へ行くべきだった。最近、こういうのが多い(笑)。機内上映で見始めたのに映画の途中で着陸してしまい、気になりつつもうっかり忘れていて映画館へ見に行かなかったのです。惜しいことしたなぁ。スターチャンネルで放送されたのを録画してみました。

トム・ハーディがマックス役に決まった事がこの映画の成功にどれほど貢献したのか計り知れない。他の役者でも面白い事に変わりなかったでしょうが、これほど心を鷲掴みにされる事はなかったでしょう。

トムの目には何をしでかすか分りゃしない狂気が、笑っちゃうくらい突き抜けた凶暴さが宿っています。目を見ただけでこんなに恐怖をもたらす役者は他にあまり知りません。トムの出演作はそれほど見ているわけではありませんが、だいたいいつも、狂ってる(笑)。ヒースクリフにビル・サイクスやブロンソンとか違う種類の狂気でしたが、あの目がねー、凶暴そうなんだよねー(笑)。

見るからにオクタン価の高そうな血を持ってそうだしさー。輸血用にされるのは当然でしょう。気胸で死にかけてもこの血を輸血されたらエピネフリン要らず。ハイオクの血を持つ男、トム・ハーディ(大笑)。それなのに捨てられた子犬系の目でもあるところが奇跡的なのですよ。ほとんど台詞がありませんでした。それなのにあの目が雄弁で仕方なかった。実に魅力的な三年に片頬な男でした。トムは実生活で薬中とアル中の過去を持っているそうですから、そういう狂気と弱さが綯い交ぜになったところが母性本能を刺激して女性人気が高いのでしょうかね。

フュリオサを演じたシャリーズ・セロンはこの役を演じられて本望でしょう。こういう意志の強い頼れる女がとても似合っていました。ニコラス・ホルトも若者だけが持つ後先何も考えない気にしない瞬発力があって、あんな見た目なのに爽やかでした。

これブルーレイで買おう!