ないまぜ日記

映画、海外ドラマ、音楽、その他諸々、ないまぜ日記

シックス・フィート・アンダー

これまで見る機会がありませんでした。放映権を持っているスーパードラマTVでも近々放送される事はなさそう。で、オンデマンドではどこかにないかなーと調べていたらhuluにあったのです。3シーズンまでしかないので迷いましたが、2週間のお試し期間で見てみようと登録しました。ところが面白過ぎて止められない(笑)。貧乏くさいとは思いますが2週間の無料お試し期間中に3シーズンまで見ようと、寝る間を惜しんで見ました! あんまり面白いのでDVDを買おうとしたのですが、日本版が見つからない。という事で、最終シーズンのシーズン5まで収録されているヨーロッパ版のDVDボックスを見つけたので買いました。英語字幕で見ると難しそうだなー。

それにしても、なんですか、このドラマは。この面白さを今まで知らなかったなんて本当に惜しい事をしました。ドラマの完成度の高さに舌を巻きます。製作者のアラン・ボールは「アメリカン・ビューティ」で見事な脚本を書いていましたが、天才ってやっぱりいるんだなと思います。どれだけ努力しても凡人には出来ない仕事をする人って、やっぱりいるんだなと感じます。

家業が葬儀屋というのは何かと大変でしょう。私の知り合いにもそういう人がいます。ドラマを見ていて、その昔、実家の店番をしていた時の事を思い出しました。うちの商売のお客さんだった葬儀屋さんが幌付き軽トラで来た時、荷台に棺桶が一つ載っていたのです。もし遺体入り棺桶だったら軽トラの荷台に乗せないのは分かっていたものの、思わずギクリとして棺桶を見つめてしまった。あの異常な光景は忘れられない。軽トラの荷台に棺桶。今思い出しても可笑しいやら哀しいやら。神妙な顔をしている自分に気がついてハッとした瞬間、可笑しくて笑ってしまったのでした。

「シックス・フィート・アンダー」の面白さはどう言葉にして良いか良く分からない。葬儀屋を営むフィッシャー家を描く辛辣なブラック・コメディでありますが、とても深遠で、このドラマを見ているとある意味、人生の悩みを解決しそうになります。神はサイコロを振るのだ。生きていく悩みというのは死ぬまで解決しないので悩ましいのでしょうが、悩み続けるしかないのだと、悩み続ける事こそが生きていく事なんだと思い知らされるようなドラマです。

全ての悩める人に捧ぐ(笑)。