ないまぜ日記

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ホビット 決戦のゆくえ エクステンデッド・エディション

見終わってから、サルマンを演じたクリストファー・リーと撮影監督のアンドリュー・レスニーが亡くなった事をしみじみと感じてしまった。このしんみりする感情は親戚のじいちゃんやおっちゃんが亡くなった時のような喪失感に似ている。

うちの親戚中で一番男前で粋なおっちゃんはまるで美人ではないおばちゃん(私の大叔母)と結婚して死ぬまですごく仲が良かった。おばちゃんって全然美人じゃないしがさつだし(笑)、あんなに男前だからもっと別嬪さんと結婚できただろうにねー、なんで◯◯◯おばちゃんだったんだろと従姉妹達といつも不思議がっていた。そのおっちゃんは背がすらりと高くお洒落でかなりの皮肉屋で口が悪かったが祖父の信頼は厚かった。リー御大が亡くなった時に、なんとなくこのおっちゃんの事を思い出した。自分だけに分かる感傷に耽ってしまいました(笑)。

とうとう、中つ国の世界が完結してしまいました。なんだか嬉しいのにこれからもう中つ国の新作が見られないのかと寂しいのです。10年以上もこの世界を旅して来られたのは、そしてPJが6作品を監督して統一された世界観であったことはとても恵まれた事だったのだなと改めて感じます。作品を見返せばその世界に浸かる事は出来るわけですが、新作を心待ちにするあのワクワクする気持ちはもう味わえないんだなと思うとねー。しょんぼりしてしまいます。

ただ、音声解説でホビット指輪物語の間の物語なら製作できるよね!みたいな事をPJとフィリパ・ボウエンが話していて、ハリウッドがこのドル箱話を見逃す事はないはずだ!とちょっと本気で期待してしまう部分はありました。更にPJは自分が生きている間にリメイク作品を見たい!とも発言していたのです。なるほどね。自分もリメイク作品を作った事があると、そんな風に感じるのかな。まー、どうなることやら(笑)。あと30年後くらいにリメイクしてくれたら、まだ私も生きているでしょう。

「決戦のゆくえ」での楽しみの一つはダインを演じるビリー・コノリーでした。しかし劇場版でのダインは出番がとても少ない。上映時間の問題があったのだろうなーと思っていたのです。しかし、音声解説や特典映像を見ると、劇場公開までに時間がなくてかなり妥協してあーなったという事が分かりました。なにしろ、ダインのセリフは違うし展開も違うし、劇場公開版とは話がかなり違ったのです。シーンを追加したのではなくて入れ替えてありました。本来はこちらでやりたかったけれど、間に合わなかったんですねー。とても見たかったトーリンの葬儀も描かれていました。本来あるべき姿になったとでも言いたいエクステンデッド・エディションでありました。凍った川を爆走する楽しそうなドワーリンを銀幕で見たかったよ。残念。ダインが自慢気に登場させる羽根車も銀幕で見るべきシーンでしたなぁ。

WHY MEEEEEE ?!?!?!?!
しかし、一番残念だったのは、下着が見えても臆せず勇敢に(笑)お金を持って逃げおおせたと思っていたアルフリドがあんなことになっちまうなんてなー。子供向けだから悪人は逃げおおせたらまずいのか・・・。