ないまぜ日記

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リッパー・ストリート/シーズン2

サージェント・ドレイクが、ドレイクが・・・(滝涙)。

えーっと、予想もしなかった展開が用意されておりました。ドレイク巡査部長が幸せになれそうもないのは予想してはいたのです。またぞろ、失恋の傷に塩を塗るようにローズが再登場するんだろうと思っていたのです。そしたら、予想通りローズ再登場。しかし! しかし!! しかし!!! まさかベラが、ベラがそんなあああああああ。

主役の野郎共、揃いも揃って女運がないのはなぜなんだ。リード警部補とジャクソン大尉はまだ良い。自業自得だから。でもなんで、ドレイク巡査部長も一緒に不幸にさせるか・・・。付き合い良過ぎるよ。

ヴィクトリア朝末期の問題は現代の問題と根本的に同じ。女性の社会進出とかエネルギー政策の問題とか新興宗教が起こす事件とか労働災害とか。それにしても、ベラが新興宗教から逃げ出した過去があったなんて、反則だよ、そんな設定・・・。

一般家庭にまで戸別に電力供給をするというのは非常に大きな課題で、直流にするのか交流にするのか、非常に複雑で利益追求などが絡む技術開発の経緯があります。発明の巨人、トーマス・エジソンという人は偉業の一方で自分の発明を売り込む為には卑劣な事をするような人だったというエピソードもドラマに盛り込まれています。ニコラ・テスラがモデルだろうという人も出てきました。磁束密度の単位にもなっているテスラ、この人がいなかったらエジソンが推し進めた直流での送電システムが採用されたかもしれません。もし直流で送電することになってたら、とてもじゃないけど何時何時感電するか危なくて仕方ない(笑)。こういう史実を巧く物語に絡めてあるので面白いです。

キャプテン・ジャクソンの胡散臭い兄が登場します。弟も十分に胡散臭いですけど、更に上をゆく不信感を募らせる男です。メリケン兄弟コンビ、良いですね。お笑い担当。で、ブン屋のベストさんはやっぱりゲイ設定で(笑)。

リード警部補に死ぬほど忠実だったドレイク巡査部長の警部補に対しての忠誠心が揺らぎます。自分の手は汚さず、汚れ仕事を自分にさせる警部補に対して初めて軽蔑に近い感情を持ったドレイク! これまでいつも見上げて尊敬していた警部補を見下ろして蔑む時がやってきた。ドレイクがリングからリードを見下ろす表情のなんと雄弁なことか! 素晴らしい幕切れでした。続編が製作されて良かったわー。もしかしたら、ここで終わっていたわけですから。