ないまぜ日記

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SHERLOCK 3 「空の霊柩車」

字幕翻訳家はタイトルを考えるのも大変だ。このエピソードでは言葉遊びのジョークがシャーロックのシーンとジョンのシーンとの切り替わりの時に何度も出て来るので難しい。

私が一番気に入っているアンダーソンの仮説が冒頭で登場します。この仮説でジョンに催眠を掛ける男性が登場します。この胡散臭い男性はイギリスでは有名なマジシャンのダレン・ブラウン。日本での知名度がなく彼の名前を出しても分かり難いので催眠術師になったんですね。小ネタの積み重ねで楽しむのは本当に難しい。

聖典で死んだはずのホームズがワトソンの前に現れるとワトソンは失神してしまいます。で、また会えて嬉しいよ、さーまた新たな冒険の始まりだ!という展開です。私は今までワトソンの朴訥な性格がこういう反応をさせるんだと思ってあまり疑問には思っていませんでした。

ティーヴン・モファットもマーク・ゲイティスも、聖典のワトソンの反応に納得できなかったそうです。だから「SHERLOCK」では友人から騙されていたと分かった男の平均的(笑)な反応を描いたというわけ。シャーロックがウェイターに化ける時にちょび髭をアイライナーで乱雑に描いてましたが、ジョンがプロポーズをしようとするその瞬間にワインを持ってきたシャーロックのちょび髭は左右対称(笑)。撮影日が違ったんでしょうが、乱雑なちょび髭を再現して欲しかったなー。日本語吹替えにするとシャーロックがウェイターに化けた時にはフランス語訛りの英語でジョンに話し掛けるのが分からなくなってしまいます。小ネタが勿体無いなー。重箱の隅をつついてます。

洒落たレストランでシャーロックに殴り掛かり床に押し倒して首を絞めて追い出されると、次の店は気取らないリストランテでジョンがシャーロックを殴りつけて店を追い出されると、最後はケバブ屋。つまり、段々と柄が悪くなっていくわけです(大笑)。最後は中華料理店かカレー屋でも良かったんでしょうが、いまのロンドンならケバブ屋なんでしょうねー。

SHERLOCK」の衣装は大都会ロンドンらしく高級感があり洗練されています。が、モリーは女の子っぽくて微妙に野暮ったくて、でもギリギリ可愛くて気に入っていて、古着だったりするんだろうなーと思っていたのです。モリーのお気に入りは丸襟やへちま襟のブラウスらしい。しかし、古着どころかソニア・リキエルだった。モリーが着ているブラウス(写真参照)が気に入っていたのですがソニア・リキエルのシルクのブラウスで£270だそうです。意外だったなー。