ないまぜ日記

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なぜかノリッチ

海を越えたら上海
どんな未来も楽しんでおくれ
海の向こうは上海

井上陽水は多分天才だと思う。現代の吟遊詩人と呼ぶと陳腐に聞こえるでしょうか。陽水さんは心地よく適当で、哲学的にさえ思える軽薄さが似合う。なぜか上海。なぜか深い。

オイスターカードをトップアップするの、どうして忘れたんだよ、ちくしょおお。

目が覚めた時にまだ悔しがっていました。

夢に出て来たのはイギリスの田舎の駅。駅舎は煉瓦作りで改札など年代物の木製でした。改札からホームへ通じる地下通路のエスカレーターまで木。まるでロンドンのノーザンラインくらい長い長いエスカレーターで深く降りて行った。降りて行ったのに登らない。登らないのにそこがホームという夢に有りがちな展開ですが、夢だと気が付かないのだ。

そこはロンドンまで一駅のNorwich(ノリッチ)という駅でした。意気揚々と改札を通ろうとする私はオイスターカードにトップアップするのを忘れていて切符を買う羽目になり、電車に乗り損ねたのです。次の電車は1時間待ち。それなのに大してがっかりもせずのんびりとした気持ちなのでした。ホームからの眺めは長閑な英国の田舎。ジャスミンの爽やかな香りが漂う良く晴れた夏の朝のひととき。濃い緑色に塗られた木のベンチに座ると、隣に座っていたコリン・ファースはなんだか自棄に落ち込んでいた。肩を落とすコリンを電車を待つ間延々と慰め、まーまー、そんなに落ち込みなさんな、と胸をポンポンと叩いていると汽笛が聞こえた。やっと電車来たか。隣に落ち込むコリンがいたお陰で本を読めなかったなー。ちぇっ。

ここで目が覚めました。

なぜかノリッチ駅*1でした。ノリッチなんか行った事もありません。だいたい、ノリッチってどこよ(笑)。調べてみたらノーフォーク州でした。それなのにNorwichという駅名標をまざまざと覚えている。ノリッチがノーフォーク州ということはロンドンからえらく遠い。一駅なんてとんでもない。どうしてノリッチだったのだろう。なぜ隣にはコリン・ファースが落ち込んで座っていたのだろう。ノーフォークではオイスターカード使えないし、ノリッチがノーフォーク州なんて知らなかったし。コリン・ファースが私の知り合いだったのは更に奇妙です。なんて変な夢を見たのだろうか。あのジャスミンの香りを嗅いだのは現実だったような気がする。夢にも匂いがある。

*1:写真は夢の中の駅と似ている駅でノリッチ駅ではありません。こういう感じの如何にもイギリスの田舎の駅でした。