ないまぜ日記

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こんな所に3年も

先日、たまーに行くショッピングモールのスーパーで日本人観光客夫婦と遭遇しました。私が並んでいたレジの前の人が日本人だったのです。ご主人の方は定年過ぎているようでしたが、奥様の方がかなり年下のように見受けられました。その奥様の方がおつりが違うと言ってレジの女の子にしつこく食い下がっていたのですが、英語がそこそこ話せるような感じで一生懸命おつりが足りないと訴えていた。

レジの女の子も観光客相手にはこんな事がよくあって慣れているのか、簡潔な説明で次の客、つまり私の対応をしようとするのですが、日本人の奥様、粘る粘る。あんまりしつこいので、コインは1ディルハムと50と25フィルスしかない、5フィルスのおつりはもらえない、と英語で話し掛けました。この段階ではしつこい奥様が日本人かどうか確信がなかったので。そしたらそれ以上レジの女の子には食い下がらなかったものの隣に黙って立っていたご主人に、でも納得出来ないわ!と不満を言い始めたので、やっぱり日本人だったのだなーと。

日本語で話し掛けたら、あら日本人!、ちょっとこれどういう事なの?説明して!なんなの?と、友達にでも話すように馴れ馴れしく話し掛けられてしまいました。おばさんの生態には相手が見ず知らずの相手であっても平気でため口をきくというのがあります。私も見ず知らずの人にため口をきけるようになったらオバタリアンに変態を遂げた事になるのだろう。見た目は20代の頃からオバタリアンだが、初対面の人には丁寧語で話す。それは相手が年上だろうが年下だろうが関係ないのだ。ため口で話し掛けても相手が不愉快にならないおばちゃんになれたら良いけどなー。

この奥様、言動からしてどうやらちょっと小金持ちなのだろう。全てが上から目線だった。私も観光客と思われたのだが住んでいると言うと、こんな所で!と驚かれた。こんな所で!という言葉が不愉快だ。電気も水道も何もないインフラ設備なんて無縁の土地で暮らしているなら、こんな所で大変ね!と言われたら分かってくれてありがとうと言いたくもなるかもしれない。私ならドバイは暑くて大変ですね、くらいでやめておく。

ドバイは停電もないし水道もちゃんと水、じゃなくてお湯が出る(笑)。下水道も完備だ。生活する上で必要なものは揃っている。日頃ドバイの愚痴を色々と書いているが、ドバイには良い所もたくさんある。あれだけあっさりと「こんな所」と言われたら、ドバイが好きじゃなくても擁護したい気持ちになるだろう。3日間だけ来た観光客が「こんな所」と断定するのは、ドバイという国に対しても住んでいる私に対しても無礼だとは思わないのだろうか。心の中だけで「こんな所」と思っていれば害はないのに。さっさとその場を立ち去りたい私を他所にその奥様は一人で喋り続け、我慢強く応対して答えても話の途中でまた話し始め、ご主人の方が話を始めても自分の話は決して止めなかったのです。人の話は聞こえない種類の人のようでした。そんな人だから「こんな所に3年も!」などと、住んでいる人に向かって言えるのでしょう。5分の立ち話の間に「こんな所に3年も!」は合計で5回登場した。途中で面白くなってきて数えてやった。

ほんの数日来ただけで頭ごなしに「こんな所」と言うくらいなら、日本から出ない方が良い。違いを求めて日本から飛び出すのではないのだろうか。
ただ可笑しかったのは、こんな所と言う割にドバイは2度目だと言っていた事だ。
何しに来たんだろう。2度も。こんな所に。ぷぷー。