ないまぜ日記

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ショベルとアイパッチ

TVで放送していて途中から偶然見始めた「Penelope」が気になって気になって、結局DVDを購入しました。
西海岸の能天気なアメリカではなく、古い家柄を誇示するような南部とか東海岸的でした。そのせいかどこか無国籍な空気があります。衣装にしても美術にしても1950年代のようなエレガントさがあります。

未だ嘗て、これほどショベルとアイパッチが似合う男を見たことがない。「Game of Thrones」に「Penelope」と立て続けにピーター・ディンクリッジを見ています。やはりこの人の存在感はすごい。芸達者です。間合いの取り方が巧過ぎる。サイモン・ウッズとのコンビが下手なコメディアンなんか敵わないくらいおかしー。息がぴったり。

非常に豪華な出演者です。これだけ芸達者な人ばかりを良く集めたなと感心したのですが、出演もしているリース・ウィザースプーンがプロデューサーなのですね。若い女の子に勇気を与えたかった、という目的がある映画でした。見た目を極端に気にする女の子達に、顔が全てじゃないのよ〜、自分を受け入れる事が大切なのよ〜、と。お伽噺というか寓話というか、自信を持つのよ!とメッセージを伝えたかったのかな。

それにしても、クリスティーナ・リッチは子役から知っているので一体いくつなのか良く分からなくなっていました。「バッファロー'66」の撮影時、まさかの17歳でしょうか。ヴィンセント・ギャロはクリスティーナを誘拐した時点で既に立派に犯罪者ですが、未成年者に対する淫行で逮捕でしょう(苦笑)。ギャロのロリコン趣味を表現したかったのでしょうが、18歳以上でもロリコンに見える線で行けば良かったのに、クリスティーナは本物のロリータだったのか。今頃気が付いても遅い・・・。

ジェームズ・マカヴォイ君、相変わらずうさぎっぽい可愛さ爆発です。今はちょっとやさぐれてるけど、本当はいい子です、という空気をこれほどうまく表現出来る人もいないでしょう。クリスティーナとは何とも言えずお似合いで、ほのぼのとして、お伽噺のめでたしめでたしのエンディングが引き立ちます。ハリウッドスターの願望でしょうか。パパラッチにも思いやりを持って欲しいという。

ラストでもやはりアイパッチ・ピーターがきっちり決める。
い役者だなー。