ないまぜ日記

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Mayday

ピーター・ファース出演作です。見たかった理由はただひとつ、ピーターを見たかったのです。あ、エイダン・ギレンも楽しみでした(笑)。
なのにですね・・・。贅沢は言いませんが・・・。ピーターがハリー・ピアースみたいにカッコいい役を演じているところを見たかったわけではなかったのですが、こりゃーあんまりどうしたことかっていう・・・。後ピー会員の皆様には決してお薦め出来ません。ピーターの出演作でハッピーエンドを殆ど見たことはありませんが、首吊り自殺というのは初めて見た気がします。死ぬ時はいつも殺される・・・。

ドラマは世界一美しい死体でお馴染みの「ツインピークス」のようでした。あのドラマで美少女が森で行方不明になるドラマがジャンルとして確立したのかもしれません。

イギリスの美しい田舎町で起きる少女行方不明事件。動機がありそうな人がわんさと出てきます。行方不明になった少女は五月祭でMay Queenになるような美少女です。その女の子はなんだかかなり不思議ちゃん。魔女とか魔法とか、ドルイド信仰がふんだんに登場します。その辺りは魔女が絡んでくるアガサ・クリスティ作品「蒼ざめた馬」を思い出しましたが、ドルイド信仰なら「ウィッカー・マン」ですか。

超常現象を利用するなら、もう少し上手に取り入れて欲しかったというか。禍々しい雰囲気でドラマを盛り上げるのに利用したかったのは分かるんですが、どうも中途半端でいけません。そうかというと、ピーターと妻役のレスリー・マンヴィルとの夫婦喧嘩は笑うしかないほど現実的でうんざりします。レスリー・マンヴィルが巧いんですよねー。ほんっとに胸くその悪くなるスノッブで嫌なババアを軽々と演じてくれます。実際の年齢はレスリーはピーターより3歳年下なだけなのに、役の上ではピーターがかなり年上という設定だったのが気になりました。一体ピーターの年齢設定は何歳だったのだろう・・・。ピーターも「どうして自分にこの役の出演依頼が来たのか分からない。」と、どこのインタビューか忘れましたが答えていました。いや、そうよね。こんな、欲求不満で倒錯的な趣味に耽るおっさん役なんて・・・。

エイダン・ギレンが相変わらず女たらし役を好演しています。だらしなく女にだけはモテる男を演じて説得力があり過ぎる。なんですかねー、エイダンの女に不自由しないあの感じは。なんだかやらしー。決してテストステロンのフェロモンじゃなくて、もっと甘い匂いがしそうなんですよねー、エイダン。何やら訳の分からないやらしー感じが女を惹き付けるんでしょうか。ついでに、捨てられた子犬系の目を持つ男です(笑)。