ないまぜ日記

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The Borgias/Series1(その1)

毎年正月は風邪を引く事になっているらしい。久しぶりに堪えました。黄緑色の痰が咳と共に飛び出して来るのはもう勘弁して欲しい。いつもなら数ヶ月は続く咳が意外にも早く治まりました。嬉し泣きです。ドバイの薬局で買った抗生剤は殊の外、私の気管支炎に効きました(苦笑)。

ローマ教皇ベネディクト16世が退位したニュースを聞いて驚いたのなんの。即位の時にも色々と物議を醸した教皇でしたが退位まで劇的。このニュースを見てから思い立ちました(笑)。「The Borgias/Series1」のDVDを買ったまま見る気力が起きずに放置していたのですが6話まで見終わりました。のっけから劇的なコンクラーベです。選挙と言うより単なる根競べです。手段を選ばない根競べ。駄洒落になってしまうじゃないか。自民党の総裁選みたいですな。

ボルジア家というと毒殺。メディチ家と良い勝負の印象が強いのですが、ボルジア家は没落した後でとことん貶められた模様です。後世の権力者が都合良く書き換えた歪曲した物語か、はたまた史実か。判断するのは難しいのでしょう。そういえば、イギリスのレスターでリチャード3世の遺骨を特定したとニュースになっています。失脚すると次の世代で事実無根の事でも何でも有りにボロクソにレッテルを貼られる。その時代に誰が権力を握っているかで歴史は歪められる。歴史は面白い。リチャード・アーミティッジがリチャード3世を演じられる日は来るのか!

ニール・ジョーダンが脚本・監督だということを見始めてから分かったのでした(汗)。このところニール・ジョーダンの作品を見ていなかったのですが、ドラマに進出していたのか! 中世のお話でしかも宗教絡みの展開です。英語字幕はあるものの、何が何やらさっぱり意味不明の言葉が目白押し。一々辞書で調べるのが面倒臭くなってしまい半分は???のまま・・・。

ジェレミー・アイアンズが演じる教皇アレクサンデル6世は世俗化した教皇としてつとに有名な人ですが、別嬪に弱いところに親近感が持てます(笑)。それにいくら別嬪でもジェレミーみたいな男前に言い寄られたら悪い気はしないでしょう。
これで教皇ですよ。なんだこの色気ムンムンな野郎は(大笑)。

息子のチェーザレですが、美男子で有名なチェーザレ・・・。うーむ。私にはあまり魅力的に映らないので困ります。もう1人の息子ホアンはデヴィッド・オークス。出たな、下半身でしか考えられない男! そりゃ「大聖堂」のウィリアム・ハムレーだ(笑)。娘のルクレツィアにはホリデイ・グレインジャー。「Robin Hood」でサー・ガイに惚れちゃう小娘でした。この小娘が可愛かったのよー。死に際まで恋する乙女でした。相手がリチャード・アーミティッジですから無理もない。

ということで、チェーザレが溺愛する妹としてホリデイが登場します。まー、愛くるしいこと。ボッティチェリの絵画から抜け出して来たような可憐な乙女です。チェーザレが溺愛するのも分かる。この二人が近親相姦の間柄であったのかどうかは後世の権力者が意図的に作り上げたものかもしれません。しかしドラマではチェーザレにその気満々な感じに描かれています。なんとも艶かしい兄妹です。妹の方が無邪気なだけに余計に生々しい。ニール・ジョーダンの真骨頂ですな。

あ、ナポリの王子! どこかで見たことがあると思ったら「アバウト・ア・ボーイ」でレイチェル・ワイズの息子を演じていた彼でした。オーガスタス・プリューという名前を覚えておこう。巧い役者になりました。「Spooks」でも色んな意味で危ない少年を演じていましたが精神的に危険な男を演じると光ります。