ないまぜ日記

映画、海外ドラマ、音楽、その他諸々、ないまぜ日記

引き続き Little Britain

「Series3」「Abroad」「Live」と続けて見ました。

なんかもう出て来るだけでというか、キャラクターのテーマが流れるだけで笑い出してきます。やっぱりセバスチャンが最高。首相がセバスチャンに無理を頼むと、その頼みを承諾する条件にボンデージを着させるなんて。着させると言ってもほぼ全裸ですけど(笑)。

アンソニー・ヘッドは20年くらい前に「ロッキー・ホラー・ショウ」のリバイバル公演でフランクンフルターを演じてCDまで発売するくらいの人気でしたから、ボンデージファッションなんてお手の物でしょう(笑)。「Live」でも昔取った杵柄で楽しそうに踊ってくれます。サリー・ホーキンスも出演してますが、アンソニーとの絡みがあったら面白かったのにな。「説得」では親子役でしたけど、首相夫人をサリーが演じてたらセバスチャンと三角関係になったのに(笑)。

野党党首でナイジェル・ヘイヴァースなんてもう、嬉しいなぁ、このキャスティング。セバスチャンが首相の窮地に議場に乗り込んで来るのを見て”彼を雇えないのか?”と呟くところでお茶を吹き出しました。「Little Britain」を見る時は何も口にしないようにします。

まー、それにしてもキャラクターが良く出来てるなー。
実在の人物を誇張したり脚色したりしてるんでしょうね。こういう人、いるよ!と言いたくなるキャラクターがいますな。やる気が無いを通り越して嫌がらせをするお客様窓口担当のキャロルみたいな人はドバイにいくらでもいます(笑)。本当は出来るのに面倒くさいからしないだけで、こちらが辛抱強く説得すると、長々と言い訳して出来ない事を強調したそれまでの経緯はなんだったのかと思う程、あっという間に頼んだ事ができたりするのです。

ルーとアンディは洒落になってません。英国病はブレア内閣で克服宣言をしたそうですが、全然克服してないじゃん(爆笑)。ルーが不在の間、代わりにやって来るのがイメルダ・ストーントンだってー。彼女がドーバーの崖からアンディに突き落とされたところで笑い過ぎて顎が痛くなったし。アンディはルーじゃなきゃだめなんですね。絶対に認めないけどアンディはルーを愛しているんですよ。相思相愛の二人です。ルーとアンディはお互いがいなければ生きていけない共依存の関係ですね。アンディが実は健常者で一人で生きていけるくらい悪知恵の働く男ではありますが、働かなくても生きていけるのが英国の凄いところです。生活保護を不正受給している人がいったいどれだけいるんでしょう。日本でもこの問題はますます深刻になってきていますな。

タイからやってきた金で買った花嫁が実は男だったとか、そのうち家族がドンドコやってきて家を乗っ取られたとか、洒落になってない(爆笑)。いやもーね、ドバイにもいますから、こういう感じの人。同じアパートの住人で奥さんが国へ帰っている白人男性がいますが、スーパーでフィリピン人の若い女の子と買い物しているのを目撃してしまいました。多分20歳そこそこの本当に若い女の子ですが、40代中頃のその白人のおっさんにぶら下がるように歩いていました。スーパーで目が合ってしまい”その女の子だれ?”という顔を私がしたんでしょう、おっさんはさっと視線を逸らしやがった(汗)。これが現実だ・・・。

ヴィッキー・ポラードみたいなギャルは今時の日本にもぞろぞろいますね。でもヴィッキーはアンディと違って一応働こうとしますから。ベビーシッターとかね。しかもヴィッキーのお母さんがドーン・フレンチだって。あははははは。もうこのキャスティングなんなのよーーー。誰がこんな面白いキャスティング考えたんだよーーー。ベビーシッターといえばロシア人のボリスが好きだなぁ。TVで「戦艦ポチョムキン」を見てたり、スターリンレーニンの人形であやしたり、ボリシェビキ党歌を歌ったりもうやりたい放題。

ダイエット講座でデブがデブに痩せろという矛盾(笑)。自分がデブなだけに自虐的なこの笑いが哀しい程可笑しいです。マット・ルーカスは子供の頃から肥満児だったそうですから、こういう理不尽なダイエット講座みたいなものを体験したんでしょうね。切ないわー。でも"Screw you!"と罵倒する言い方は最高ですね。誰かに言ってみたい(笑)。

アンのキャラクターはモンティ・パイソンの「村の馬鹿」を連想させます。本当はちゃんと受け答えができるのにわざと馬鹿を演じているらしい。ビグリー氏に想いを寄せてるところが乙女チックで好きだ(笑)。立ち去ろうとしてビグリー氏の頬をそっと撫でるのが可笑しくて可笑しくて。ま、最終的には顔をベロベロに舐めまくってましたけどね・・・。ゲロ吐きまくるマギーもパイソンのクレオソート氏みたいです。

強烈に悪趣味な子供じみた振る舞いをわざとやってるわけですが、ちゃんと悪趣味な事をやっているという確かな自覚を持ちつつ演じているわけです。偏見や差別、社会の矛盾というものが実に滑稽だというのを誇張して大袈裟に演じてみせている。社会風刺をしていると考えなくても可笑しいものは可笑しいわけですけど。馬鹿な奴はとことん馬鹿でどうしようもないと突き放しているようで”俺たちブリテン人ってやつは、どうしようもねーなー。”と諦めにも似た情けを感じさせると言うと言い過ぎでしょうか。