ないまぜ日記

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Sherlock/S2(日本語吹替版)

【ネタバレ警報】

夫が日本へ出張したので「Sherlock/S2」のDVDを持って帰って来てもらいました。ご機嫌です(笑)。
シャーロックとジョンの吹替えはやはり当たりですね。アイリーン・アドラーの吹替えも良かった。シャーロックのテキストメッセージ着信音の桃色吐息までちゃんと吹替えてるなんて。そのままでも良かったでしょうに、良い仕事してます。手抜きなし。

詳しく描かれないシャーロックに依頼が来た事件の事がちらちらと登場します。ジョンがキーボードを叩いているのをシャーロックが覗き込んで、ジョンが名付けた事件の題名に一々文句を言うシャーロック。このシーンにはニヤニヤしてしまいます。この状況は聖典と同じ(笑)。

「まだらのブロンド女(The Speckled Blonde)」とか「オタクな通訳(The Geek Interpreter)」とか、素晴らしいですな。「The Geek Interpreter」には大笑いでした。日本語吹替えになると洒落になってるのが分からなくなってしまいますから聖典の原題とちゃんと結びつけられるように「まだら」とか「通訳」を使ってありますね。字幕翻訳家は大変です。
聖典の「まだらの紐(The Speckled Band」は中学生の頃に初めて読んで、背筋がゾワゾワして怖くなった感覚を今でも覚えています。「ギリシャ語通訳(The Greek Interpreter)」もお気に入りの短編なので原題を覚えていました。覚えとくもんですねー。

そういえば、アドラー嬢にヤバい写真を撮られた高貴なうら若き女性。依頼主のエリザベス女王が守ろうとするのですから当然身内でしょう。アドラー嬢はうら若き高貴な女性に"殿下(Your highness)"と呼びかけていました。エリザベス女王の身内で殿下と呼ばれるうら若き女性とはアンドリュー王子の二人の娘しかいないんじゃ? アン王女の娘もエドワード王子の娘も殿下の称号は持ってない。簡単に特定できるようにわざとしてるのが挑戦的だわ〜。

ジム・モリアーティには毎度の事ながら嫌悪感が沸々と湧いてきます。あれだけホームズが手こずる相手なので、ある意味痛快です。憑依体質で天才肌の役者より、厳しく訓練され計算して作り上げる演技をするベネディクト・カンバーバッチが好きです。アンドリュー・スコットの演技は確かに計算されているのを感じますがもっと本能的。そこがちょっと苦手ではあります。左脳の演技をする役者たちの中に右脳の演技をするアンドリュー、とでも言いますか。だからあれほど際立つのかな。

I AM
SHER
LOCKED

私はSHERLOCKの虜

初めてこのパスワードを見たときは一瞬分からなくて、どういう意味???と混乱しました。はっと気が付いたら、こんなパスワード有りかよーーー、と絶叫したもんです。4桁の数字しか考えてなかったのですが、シャーロックが"221B"と下宿の番地を入力した時にアルファベットでも良いと気が付いてなきゃいけなかったですなぁ(笑)。もしシャーロックが普通の男だったら、きっとすぐにパワスワードは解読できたはずです。普通の男なら自分に気があるかもとつい勘違いしたり期待したりするはずだから。あの女、俺に気があるんじゃ?という普通の男が辿る思考回路を持ち合わせていなかったというわけです。

しかしシャーロックはD.T.君で恋愛経験無しですから。マイクロフトにもD.T.君だと確信されてますし(爆笑)。女王様"Dominatrix"だと聞いて身構えるシャーロックに思わずニヤリとして警戒するなと言うマイクロフトが最高でした。"セックスは怖くない!(Sex doesn't alarmed me.)"と宣言するシャーロックに"どうして分かるんだ?(How would you know?)"ですからね。余りにも明白なので"どうして分かるんだ? 経験したことがないのに。" と続くはずの言葉は省略してあるわけですな。

それにしても、あのパスワードには降参です。金庫のパスワードも英語字幕で最初に見たときは分からなかったですし。どうしてあの数字6桁がアイリーンをおだてられた気にさせるのかさっぱり分かりませんでしたから。スリーサイズを目測できるなんてねぇ(笑)。D.T.君でもちゃんと女を見る目はあったというわけですな。全裸を晒したのは身元確認させる為の伏線にもなってるわけで、いやはや、実に巧妙です。