ないまぜ日記

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所詮血塗られた道だ

人生で一度は言ってみたい痺れる台詞というのがあると思います。

所詮血塗られた道だ(クシャナ)

こんな台詞、一生言えっこないけど。いや、分かりません。もしかして私が連続殺人鬼だったりして、どうしても人殺しを止められなくなったりしたら、こんな台詞を言える状況が来るかもしれない。そんな状況、来てもらっちゃ困るけど。

英語吹替え版しか収録されてなかった「天空の城ラピュタ」のDVDを買った近所のヴァージンメガストですが「風の谷のナウシカ」まであったのです。前回は気が付かなかったぞー。しかも「ナウシカ」はちゃんと日本語オリジナル音声も収録されているー。ということで、当然買いましたとも。初めてTVで見た時にクロトワかっちょえーーーーーー、と思って以来クシャナ殿下とクロトワのコンビが大好きです。

やはり宮崎駿のアニメは台詞が秀逸ですねー。特に悪役の方に良い台詞が多い。勧善懲悪ではないのも大人が見ても面白い要素ですし。志が高くて浮世離れしがちな主人公たちとは違って人間臭いところが良い。「ナウシカ」におけるクシャナとクロトワの狸の化かし合いの台詞には痺れますなぁ。クロトワのやる気のなさそうな、わざとすっとぼけているところが大好き。あのべらんめーは実に魅力的です。

そのような世迷い言許さんぞ(クロトワ)
間違えるな わたしは相談しているのではない(クシャナ)

これ↑ならすぐにでも夫に使えるな。

シリウスに向かって飛べ(ナウシカ)

これは飛行機乗りなら使えるんだろうか。
なんてハードボイルドな台詞。

ま、それでも私はクロトワが野心を隠し持ち頭の切れる男なのに、あえてそれを誤摩化すように軽薄な男を演じているんだと分かる気障なこの台詞が一番好き。

うだつの上がらねー平民出にやっと巡ってきた幸運か それとも破滅の罠か
英語字幕 : So, is this lowly soldier finally on the path to fame and fortune, or on the path to destruction.

英語字幕もなかなか興味深いです。しかもクロトワの英語吹替えをクリス・サランドンがやってるなんて知らなかったなぁ。「プリンセス・ブライド・ストーリー」の王子がクロトワと重なる(笑)。

ナウシカを見て困るのは、しばらく頭の中でナウシカ・レクイエムが鳴り止まないこと。