ないまぜ日記

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Amazing Grace

Amazing Grace」の主演ヨアン・グリフィズは「海の勇者ホーンブロワー」からずっと好きでこの映画は見たいなと思っていました。ベネディクト・カンバーバッチが小ピットの役で出演しているというのでDVDを買っていたものの数か月ほど放置・・・。どっさり買っていたDVDのネタが尽きてしまい、もはや買った事を忘れかけ残り物になっていた「Amazing Grace」です。はぁぁ。この映画に残り物とは、なんとも失礼な話で不相応なのですが・・・。

見始めて、うわーっ。最後まで見るの辛い。だって志が高いんだもんなぁ、この人。

なんとか最後まで見ました。恐らく15年位前だったら布教するくらい好きな映画になったと思います。最近は志の高い人の事をとても偉いなぁと思う反面、そういう話を見ると疲れるので敬遠してしまう。志の高い事が鬱陶しくなってきたというか。当然、そういう志の高い人にも野心や打算はあるだろうし、そういうところは余り見せずに美化して描くことも重々承知の上。もしかして打算の無い人間がいたらそれこそ奇跡です。マザー・テレサはだから奇跡だったのだと思う。良く知りませんけど(汗)。

ベネちゃんは病弱ながらも才気あふれる小ピットを生き生きと演じています。巧いですよ、やっぱり、ベネちゃんは。そして病弱なはずの小ピットが裸足で走るとその運動神経の良さを露わにする(笑)。ベネちゃんは相当に運動能力が高いとみた。「Sherlock」でも運動神経の良い人が見せる優雅な動きを見られますが、やはり時代劇だと衣装の効果も相まってその流れるような上品な物腰が引き立ちます。

肝心のヨアンは恐らくヨアンが本当にこういう偉人を演じるに値する良い奴なんだと思った。
もしヨアンがやな奴だったら私は人を見る目がない!!!

Amazing Grace」の作詞者のニュートンを演じているのがアルバート・フィニー。最近はハリウッド映画に出演してるところばかりお見かけしていたので久しぶりにメリケン訛りではない彼を見たような気がします。ウィルバーフォースの年若い妻を演じるロモーラ・ガライが眩しかったですねぇ。彼女の魅力は英国女性にはあまり見かけない無邪気さを感じさせるところでしょうか。英国生まれじゃないからなのかもしれませんね。そして、トビー(勤勉)ジョーンズのクラレンス公。あはははは。最高だわー、トビー。こういう役を演じられる役者では最早トビーと勝負できる人はいないですね。

マイケル・ガンボンはどこまで良い役者なんでしょうかね。たったこれだけの出演でこれほどの印象を残すことが出来るのは見事としか言えない。もうすぐ70歳という年齢で妾に子供を二人も産んでもらえる上に嫁には見捨てられない男ってどんな奴だ。
すげー。すげーじじぃだ、ガーンボーーーン(注:ジェレミー・クラークソンの様に叫ぶべし)。