ないまぜ日記

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Spooks(MI-5)/S9-ep8

きっつーー。
まだ疲れが取れないところでこれを見ると堪るわぁ(苦笑)。

本当のルーカスが住んでいたビルの屋上でのハリーとの会話はほんとにきっついです。オルバニーが実はフェイクだったと分かった時のルーカスの声(So it was for nothing.)がなんて言っていいのやら。迷子になった子供が自分の名前も言えないほど動揺しているような声です。マヤとの幸せを掴むために必死になってオルバニーを手に入れようとしたのに、無価値な物に命懸けだったわけです。ハリーが自分を見失っているルーカスにお前は何者だ?と問いかけると、ルーカスは「I'm nothing.」と言ってビルの屋上から消えた・・・。

ルーカスに「ハリーを愛してるんだろ? Yesって言うんだ!」と言われてハッとするルースが感慨深いです。S10でハリーよりもルースの方が気持ちを抑えきれない様に見えたのは、ルーカスのこの言葉があったからなんだろうか。遺言みたいなもんですか。

Spooksのテーマはつまるところ自己犠牲です。女王と国の為に計り知れない代償を払い自分を犠牲にする。その究極の姿がハリー・ピアースなわけです。このテーマはS10で集約して見事に完結するわけですが、ある意味、完璧な終わり方です。S10のラストシーンは多分、シリーズを終わらせる方法としては一番巧い方法だと思います。全然全くまるでちっとも死んでも納得いきませんが。

部下を何人も死なせてきたハリーですが、ルースだけは別だったわけです。ルースはハリーが自分を助けた事に怒ります。私が犠牲になる番だったのに、余計な事してと。命を助けてもらってこれですよ。ハリー、切なさMaxです。しかもルース、ご丁寧にトドメを刺してくれます。

It was unfair of you to love me.

怖い顔してみせても無駄だ。ルースが好きだから依怙贔屓するハリーです。えー、そんなの言われなくても誰でもよく分かってます。ディミもべスも新入りのくせしてハリーがルースに惚れてるのはガラス張りですから。つかね、話し方とか声がルースにだけは蜂蜜塗ったみたいですから。

アレック役のヴィンセント・リーガンはS10に登場すると期待していたのに、このep8だけの出演でした。残念。