ないまぜ日記

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The Office

基本的にハッピーエンドというのはあまり好きじゃない。やきもきして見ていたのが最後の最後に安直なハッピーエンドだと一瞬でこれまでの緊張感が台無しになってしまうというか。納得できるハッピーエンドなら良いんですけど。

ローマの休日」のグレゴリー・ペックが足音を響かせて天国と地獄の両極端の思いを抱えてなんとも言えない表情で歩いて行くラストシーンが素晴らしい。もう一度王女を見ることが出来た嬉しさと、でもこれが最後でもう二度と会う事が出来ないという救いの無さ。ハッピーエンドだったらこんなに心に残らないでしょう。

「ノッティング・ヒルの恋人」は「ローマの休日」のパクリと言って良いのか、オマージュを捧げたと言うべきか、リチャード・カーティスの脚本なんで途中のゴタゴタする恋愛模様を楽しめればそれで良いんですけど。ジュリア・ロバーツヒュー・グラントなのでハッピーエンドでもどうでも良かったんですが、あんなに素直にハッピーエンドにされちゃうと白けた(笑)。

ジュリアにはまるで感情移入できなくて困りましたが、デミ・ムーアに間違われるという悲劇に見舞われて初めて可哀想と思えたのに、あのこれ見よがしなハッピーエンドでなんかガッカリ(笑)。あれ、ダメ男のヒューがダメなまま終わった方が余韻が残って良い映画になった気がするんですけどねぇ。ジュリアの為の映画なので仕方なかったんですかね。

ジュリア・ロバーツの悪口を書きたかったわけじゃなかった。

「The Office」のティム(マーティン・フリーマン)とドーン(ルーシー・デイヴィス)の事を書きたかったんでした。

ハッピーエンドが嫌いな割に矛盾してますがハッピーエンドを望んでるカップルというのがいるわけです(笑)。現在ぶっちぎりでトップ独走中なのが「Spooks」のハリーとルースです。えぇ、これはもう何が何でも二人になんとかなってもらわないと精神衛生上良くありません。

また話が逸れた。
The Office」のティムとドーンです。なぜか唐突に「クリスマス・スペシャル」のドーンがティムからのプレゼントを開けるシーンが見たくなりました。最近よくマーティン・フリーマンを見掛けるせいか「The Office」のマーティンは可愛かったなぁと、ふと感慨に耽ったりして。

2シリーズに渡ってティムとドーンを見守っていた私は最後にティムが振られてかなり落ち込みました。ドーンには婚約者がいるので最初から勝負はあったようなもんだったんですが、どう見てもティムと一緒の時のドーンが婚約者といる時よりも可愛い! これって演じてるというのも勿論ありますが、役者同士の化学反応っていうのは本当に重要だと思うんですよ。いくら美男美女だろうとお似合いかどうかっていうのは二人の間に言い知れない甘い香りが漂いそうな空気感がなきゃダメなわけで。そういう意味でティムとドーンにはそれがあった! ハッピーエンドを切望させる化学反応があったんです。

ティムが振られて落ち込んでいたら「クリスマス・スペシャル」があるというので、これはもしかして!と思っていたら最後の最後にねぇ。いやもう、コメディでこんなに感無量になるとは思いもしなかったわぁ(笑)。婚約者にはイラストレーターになりたいという夢をさっさと諦めろと言われているドーン。ドーン自身も殆ど諦めていたのにティムはドーンが描いたティムの似顔絵に「諦めるなよ」と言葉を添えて絵の具をクリスマス・プレゼントに渡すのが心憎い。絵の具だよ、絵の具。もうさー、気障っていうか、いやー、参ったねぇ、このプレゼントには(泣)。
映像が反転してるのでNEVER GIVE UPが分かりにくいですが。YouTubeで見たらDVD欲しくなってきたなぁ・・・。