ないまぜ日記

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グルジア人

フェスティバル・シティというモールで生まれて初めてグルジア人に会いました。
グルジア人というと「不思議惑星キン・ザ・ザ」の監督がグルジア人でつい、このとんでもない映画を連想してしまいます。

クー!


日本でも放送していた「裸のシェフ」というイギリスの料理番組にジェイミー・オリバーというモックニーで舌足らずに喋る若造、じゃなくて料理人が登場します。単なるシェフなんですけど、ちょっとアイドル的に売り出された感じの人でした。なんか、ものすごく否定的に人物描写してますが、決して嫌いじゃないですから。好きでもないけど(笑)。このジェイミーがフェスティバル・シティで「Jamie's Italian」というレストランを開いてるんです。偶然見つけてイギリスだけじゃなくてドバイにもレストランがあるというのを今日初めて知りました。味の方は美味しいんですが、この味でその価格はちょっと高くない?という評価でした。セレブリティ価格なのか? あーでも私の標準がおかしいのかも。カレーばっかり食べてるからなぁ。あ、でも、決して不味くないんです、ジェイミーのレストラン。なんでこう手放しで褒められないのか自分でも良く分かりませんけど。

私のテーブルを担当したのは、屈託のない笑顔を満開にさせた青年、というかまだ子供っぽいくらい若い男の子でした。英語がちょっと訛っていて、お国はどこかなーと思っていたんです。ドバイには観光?とか聞かれたのでドバイに住んでる、というような世間話が始まったんですが、人懐っこい笑顔でどんどん話しかけてくる。「ところで君はどこから来たの?」と尋ねると答えてくれたものの聞き取れなくてちょっと戸惑ったら「ロシアとアルメニアの間!」と教えてくれました。地理的にあの辺りか!というのが納得できたので国名を改めて聞かなかったんですが、うちに帰ってきてから「もしかしてグルジアだっけ?」と思って調べてみたら、どうやらグルジアで正解みたいです。

ドバイは一年中夏だし緑が恋しいねぇ、とか言うと僕の国には森がいっぱいあるよ〜、とか話してくれました。日本も山が多くて緑がたくさんあるよ、とか、まー、そういう世間話です。ぱーっと花が咲くように笑顔が満開になるかわいこちゃんなんですが、なんかこう引っかかるものがあってすごく気になりました。エドワード・ノートンリー・ペイスを足して二で割ったような人の良さそうな、無邪気な、もっというとイノセントな人懐っこい笑顔なんですが、なぜかその笑顔が哀しいんですよ。親に虐待されている子供に限って大人に対してまるで媚を売るように人懐っこく接してくるような感じに思えて仕方なかったんです。

うちに帰ってから彼はグルジア人だろうという確信を得てから彼の笑顔に何か引っかかるものを感じたのを納得できたような気がします。あんなに若いのにきっと色々とあったんだろうなぁ、だからあんなに笑顔が可哀想に見えたのかなぁ。南オセチア戦争の時にドバイに逃げるように来たのかも、とか。
ま、全部私の想像に過ぎませんけども。
おばさんを誑し込むのは簡単。
あの笑顔なら。
立派な結婚詐欺師になれる(笑)
あの笑顔なら。